ゴールボール・パラリンピック金メダリスト小宮正江さんによる、言葉で伝える大切さを伝える授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、ゴールボール・パラリンピック金メダリスト小宮正江さんが佐賀県・小城市立牛津小学校にアスリーチ!
ゴールボールを通して言葉のコミュニケーションの大切さを伝える授業を行いました。
講話の時間では徐々に目が見えなくなっていく怖かった経験や、見えなくなってからゴールボールに出会い、金メダルを取ることを目標にし、達成するまでの経験をお話ししてくださいました。
その中で、日々感謝していたお母様から「こんな目で産んでごめんね」と言われたことで、思っていても伝わっていなかったことに気づき、「言葉にしなくちゃ伝わらないんだ」と学んだことを児童にも伝えました。
実技ではゴールボールの動きの練習をした後、アイシェードをしてゴールボールの試合を行いました。最初は「見えない!」「怖い!」と言って体が動かなかった児童も、何度かボールが行き来するうちにボールの音に耳を澄まし、体が少しずつ動くようになっていきます。
貴重なゴールボールの体験をした後、「映像で見たときは簡単そうにやっていたけれど、実際やってみたらとても難しかった」など、たくさんの児童から小宮さんに感想の言葉が伝えられ、小宮さんもとても嬉しそうでした。