別名「子宝の島」、子どものエネルギーに満ち溢れた徳之島・亀津小学校でフットサル元日本代表キャプテンが熱血授業!

別名「子宝の島」、子どものエネルギーに満ち溢れた徳之島・亀津小学校でフットサル元日本代表キャプテンが熱血授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、フットサル元日本代表でキャプテンを務めた村上哲哉さんが鹿児島県・徳之島町立亀津小学校にアスリーチ!
素直で元気な島の子供たちと、エネルギーの満ち溢れる時間を過ごしました。


子宝の島、とも言われる徳之島、4人兄弟も当たり前とのことで、亀津小学校は離島の小学校としては人数が多い全学年350名。村上選手も児童も大きな声でご挨拶をして、体育館は開始早々から熱気で溢れました。

小学2年生の時にサッカーを始めて、5年生でプロサッカー選手になりたいという夢を持ち、中学生の時には毎日泣きながらお父さんに「ブラジルに行ってサッカーをしたい!」と訴え続けて、短期でブラジルに渡ったお話も。
強豪校から誘われて入ったものの、レベルが高すぎてCチームとなり球拾いしかできなかった高校入学時。辞めようと思ったところから、父親の励ましが頭に去来し、早朝から深夜まで自主練習してAチームまで上がったこと。
Jリーグに入れなかったがフットサルに転向し、そこでも努力をして日本代表にまで駆け上がった話。
「努力をして苦しんで結果が出たことで、やればできるという、今後の人生の糧となる大きな自信を手にしました」という村上さん、児童たちは真剣に聞き入ります。


そしてまとめでは全校児童へのメッセージを二つ。
「日本代表になるような人も、みんなと同じ普通の小学生だし、たくさんの挫折を経験していることを知ってください」
「苦しいとき、支えてくれる仲間がいるから頑張れました。お友達が多ければ多いほど、夢が叶えられる可能性が上がります。友達を大切にしてください」

全校講話の最後に、代表児童と村上さんの1対1対決!対戦立候補にはたくさんの児童の手が上がり、体育館は一気にヒートアップ!結果は村上さんの4戦全勝でした。


続いて6年生の実技。
フットサルのコツ、ボールを扱うポイントを教わり、「い組」対「ろ組」で試合です!
村上さんも助っ人プレー。クラス対抗ということもあり大白熱!
興奮冷めやらぬうちに、楽しい45分間はあっという間に過ぎました。

 

授業終了後は給食時間ですが、なかなか体育館を去らない児童たち。給食の時間になっても村上さんの控室をのぞきに来る児童。
そして学校を後にしようとすると、窓からたくさんの児童が顔を出して「てっちゃん、ありがとう!」「また来てね!」と手を振ってくれました。

 

小さな徳之島空港、徒歩で飛行機に向かう際「いやー、帰るのが惜しいですね」という村上さん。訪問したアスリートと島の児童たちが深く心を通わせ合うアスリーチとなりました。

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