
元プロ野球選手本間満さんへチャレンジすることの大切さを学ぶ特別授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、元福岡ダイエー・ソフトバンクホークスで活躍され、独立リーグ別海パイロットスピリッツ現監督を務める本間満監督が北海道・札幌市立宮の森中学校にアスリーチ!
2年生の生徒へプロ野球選手の経験を伝え、野球の実技練習を体験してもらいチャレンジすることの大切さを伝えました。

全校生徒282名が集まる体育館で講話のスタートです。
一方的に話を聞く講話よりも生徒たちとの対話を大切にしたいと言う本間監督。
最初に自己紹介とともにプロ野球選手になるまでの目標の話や、
プロ野球選手になってからの大切にした事など体験談を語ります。
特に伝えたかったのは「決めつけ」をすることがすごくもったいないということ。
若いうちに色々なことにチャレンジしてほしいと伝えました。

その後は生徒たちから質問を受けるディスカッション。
生徒たちから様々な質問が飛び出し、本間監督は丁寧に答えていきますが、特に生徒たちが聞き入っていたのが「尊敬できる人はいますか?」という質問への「王貞治」という返答。
年齢的に王監督のことを知らない生徒もいましたがビックリというよりは驚きと納得の声が全体から上がりました。
そしてもう一つ生徒たちが注目したのが「今まで一番良かった経験は何ですか?」という質問。
本間監督は「サヨナラヒットをした時の空気感は味わえない経験だった」と答えると全体から声が上がりました。
中にはフランクな質問もあり、本間監督のプライベートに関する質問もありましたが、終始和やかな空気の中、生徒たちは集中して本間監督の話を聞いていました。

講話のあとは実技の授業のスタートです。
体育館に2年生の生徒が残り、本間監督から投げる練習と捕球の練習を行います。
1クラス20名を4つのチームに分けます。

最初は壁にボールをぶつけて跳ね返ったボールを次の人がとり、全員が投げたら着席するゲーム感覚で楽しめる練習。
最後に着席したチームは罰ゲームとして腕立てなどの簡単な筋トレを行います。
投げることが苦手な生徒もゲーム感覚で楽しんでいる様子でした。

投げる練習の後は捕球の練習。
本間監督が出すボールを1人ずつ生徒が前に出てキャッチし、投げ返します。
生徒たちは真剣に取り組み野球の経験も少ない生徒も楽しそうに練習に励んでいました。

講話の質問ではネガティブな質問もあり、先生からは野球の動きが苦手な生徒もいることを事前に聞いていましたが、最後には全員が笑顔で実技に取り組んでいました。
野球が得意な生徒も、苦手と言っていた生徒も最後までチャレンジを忘れず、本間監督の指導に楽しくチャレンジした特別授業となりました。
