「継続は力なり」病を乗り越えて金メダルを掴み取ったパラリンピアン・高橋勇市さんの特別授業!

「継続は力なり」病を乗り越えて金メダルを掴み取ったパラリンピアン・高橋勇市さんの特別授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、アテネパラリンピックのパラマラソン金メダリストである高橋勇市さんが、香川県・三豊市立比地大小学校にアスリーチ!
目の見えないことの不安、そして継続することが大きな結果に繋がったストーリーを教えてくれました。


この日は、小学6年生18名のいる授業に参加。
「どんな夢を持っていますか?」という問いで始まった高橋さんの講話の授業。
アテネ五輪で金メダルを獲得したときの当時のニュース映像と少年時代の写真を見せながら、病と向き合いながらオリンピックに挑戦した心境について話してくれました。
31歳で五輪にマラソンに挑戦した高橋さんの、輝かしい結果の裏にあった道のりを聞いた児童たちには、驚きと衝撃だった様子です。


実技の授業では運動場に移動。
みんなの走り方を見てフォームをレクチャーした後、目隠しをしながらトラックを周回。


ロープ1本で伴走者のリードで走る児童たち。
いつも走り慣れた場所でも、前が見えないことの不安と不便さを覚えた児童たちは、恐る恐る足を前に進めながらも懸命にトラックを走りました。そして、目の見えない相手をリードすることの難しさも実感したこの1日は、児童たちにとって大きな学びとなりました。


「道端で白杖を持った人を見かけたら遠慮なく、『お手伝いしましょうか?』と声をかけてください。」
普段の生活での道中、事故や怪我にあった自身の経験をもとに、児童たちに思いやりを託した高橋さんの授業は、これにて終了。
児童たちの夢と思いやりがどれほど大きく成長するか、楽しみです。

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