
『自分の答えを大切に』現役パラ陸上選手・池田樹生さんによるかけっこ教室!!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、2017ロンドン世界パラ陸上4×100mリレー銅メダリスト・池田樹生さんが石川県・珠洲市立立若山小学校にアスリーチ!
「義足」や「義手」へ触れたり、話を聞き、考えることで児童たちは“知るキッカケ”の大切さを学びました。

「みっきー!!」と活気のある声でむかえられた池田さん。
自身の障碍について語り、パラ陸上について話す中で、児童たちへ「競技用の義足はずるいと思いますか?」と児童たちへ問いかけると、「バネの力で遠くに跳べたり、速く走れると思ったからずるい」「義足をあつかう際に力が伝わらなかったり、力として利用するには努力が必要だと思うからずるくない」など様々な意見が挙がりました。
多くの意見を聞いた池田さんから「この問いかけに正解、不正解はなく自分の答えを大事にすることが大切です」と話し、その中で相手がどうしたら幸福になれるのかを相手の視点や気持ちを考えながら日頃から過ごしてほしいと児童たちへ伝えました。
また、実際に義足に触れると「義足と足はどっちが重いんだろう?」など、義足について考え“知るキッカケ”を掴んだ姿も。

講話を終えると少し休憩をはさみ、いざ実技へ!
準備体操からはじまり、身体を動かしながら頭のストレッチをする動作を行うと、池田さん掛け声に元気いっぱいの声で児童たちからも声があがります。

準備運動も程々に、「走ることは片足ジャンプの連続!」と児童たちへ伝え、遊びの中に速く走るための動作を取り入れた「だるまさんがころんだ」や「アニマルウォーキング」、「ジャンプドリル」などをこなしていくと児童全員が励まし称え合い、笑顔で思いっきり身体を動かす姿が見らる授業となりました。

