歴史的に教育熱心な沖永良部島の和泊小学校でフットサル界のレジェンド、岩本昌樹さんがサッカー授業!

歴史的に教育熱心な沖永良部島の和泊小学校でフットサル界のレジェンド、岩本昌樹さんがサッカー授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、フットサル日本代表として活躍をした岩本昌樹さんが鹿児島・沖永良部島の和泊町立和泊小学校にアスリーチ!
児童たちに、「継続することの大切さ」を伝えました。


授業前に学校を案内していただくと、なんと小学校内にプラネタリウム!そして立派な天体望遠鏡!全国でも類を見ない設備は地域の方にも開放をされているそう。自然豊かな島から見える輝く星たちに思いを巡らせながら、授業に入ります。

ご挨拶と自己紹介をして授業開始です。
まずは「頭でイメージした通りに体を動かすトレーニング」。ボールを上に投げあげて落ちてくる前に、体の指定された場所をさわったり拍手を入れたりしてキャッチの練習。始めはできなかった動きも、繰り返すことによって次第にできるように。児童たち、楽しそう!

続いてパス、シュート練習。マーカーで作られた門をパスで通してからシュートします。普段サッカーをしていないという女子も楽しそう。
お休み時間をとって、いよいよ試合です。
30分、ひたすら走り回ってボールを追う児童たち。体育館に歓声が響きました。

最後に講話です。
現役時代、敢えて苦手なことの練習に時間を費やして克服しようとしたことが選手として生きたこと、大学を卒業するとき日本にプロがなかったためスペインに渡ったこと、自身の選手経験から様々なメッセージを児童たちに話した岩本さん。

「夢や目標は、自分が経験・体験した中からしか決まらない。小学生のみんなには、色々な経験をしてほしい。いま夢や目標がある人は、継続することが何より大切なので、やらない理由を見つけずに続けてほしい」と最後に伝えて、授業を終えました。

江戸時代、この島に流罪となった西郷隆盛が伝えた教えが地元の教育になっているという和泊。校長室には西郷隆盛の肖像画が。用具の準備や片付けも率先して手伝ってくれる児童たちに、岩本さんのメッセージは深くリーチしていました。

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