パラアスリート卓球選手の岩渕幸洋さんから多様性の大切さを学ぶ体育授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回はパラアスリート卓球選手の岩渕幸洋さんが三重県・いなべ市立笠間小学校にアスリーチ！
4年1組の児童たちへ、普段なかなか知れないパラリンピックの話を伝え「初めての卓球」を楽しく体験してもらいました。

最初に岩渕さんと出会った児童たちは、少し緊張気味でしたが自己紹介が始まり、岩渕さんの過去の競技シーン動画を見た時に、あまりに速いピンポンのラリーとスマッシュに思わず歓声が上がります。
その後、パラリンピックの説明では障害クラス別の話やハンディキャップ別の競技スタイルの話を興味深く聞いていました。

実技授業は、最初に岩渕さんのラリーとスマッシュを実際に目の前で見せてもらい、すごいスピードで的の箱が倒れると拍手が起こり、その後スマッシュを受けてみたい人を呼びかけるとクラスの皆から勢いよく手が上がりました。
クラス全員が盛り上がっているなかで、協力してくれてたクラスメイトは緊張気味にラケットを固定して構え、岩渕さんがそこへスマッシュを決めるとまた歓声があがりました。

実技後半では、初めて卓球をする児童が多く基本的なラリーを岩渕さんが教えてくれました。
おそるおそるピンポン玉をラケットにあてて皆でラリーをしてみたり、楽しくなって思いっきりラケットを振っちゃったり、初めての卓球を岩渕さんと楽しみにながら、ラリーの順番を待っている児童さんにもピンポン玉を一人で扱えるように岩渕さんからおススメされたラケットでのけん玉にチャレンジしていました。