アテネパラリンピック金メダリスト・高橋勇市さんによる「夢をあきらめない心」特別授業!

アテネパラリンピック金メダリスト・高橋勇市さんによる「夢をあきらめない心」特別授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
アテネパラリンピック金メダリスト・高橋勇市さんが、大阪府・寝屋川市立啓明小学校にアスリーチ!
4年生を対象に、講話と実技を通して「夢をあきらめない心」を伝えました。


高橋さんは病気で視力を失い、生きる希望を見失った過去を率直に話しました。
ただ、子どもの頃に抱いていた「かけっこで一等になりたい」「オリンピックで金メダルを取りたい」という夢を思い出し、31歳から再び走り始めたこと。
その挑戦が努力と出会いを重ね、ついにパラリンピックで金メダルを獲得するまでに至ったこと。
つらい出来事があっても、未来には必ず良いことがあるというメッセージに、児童たちは静かに耳を傾けていました。


運動場では、アイマスクをつけた児童とガイド役の児童が2人1組になり、「絆」と呼ばれるロープを握って歩く体験を行いました。
見えない状況で相手を信頼し、相手を思いやって動く大切さを、身体を通して学ぶ時間となりました。


続いては、同じペアで走ってみる体験へ。
スピードが上がると難しさも増しますが、声かけや合図を工夫しながら、どのペアも真剣にチャレンジしていました。


授業の最後は、高橋さんがアテネ大会で獲得した本物の金メダルに触れる時間。
児童たちは目を輝かせながら手に取り、その重みと輝きに大興奮。
金メダルの存在が、「夢は実現できる」というメッセージをより強く心に刻んだ様子でした。

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