「夢をあきらめないで!」元プロ野球選手・寺内崇幸さんが人生の考え方を伝授!

「夢をあきらめないで!」元プロ野球選手・寺内崇幸さんが人生の考え方を伝授!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月6日、元プロ野球選手の寺内崇幸さんが、茨城県つくば市の学園の森義務教育学校にアスリーチ!ボールを使った基礎的な運動や、野球の経験をもとにした人生の考え方の授業を行いました。

訪問アスリートご紹介


寺内崇幸さん。栃木県出身の元プロ野球選手。読売巨人軍で12年間の現役生活を送ったあと、現在は独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスの監督をされています。

学校や地域のご紹介


最寄り駅は、つくばエクスプレスの研究学園駅。そこから徒歩30分くらいの住宅街の中にあります。創立わずか5年の小学校・中学校が一体となった義務教育学校は、全校生徒が約1800人!ビックリするくらい大きな校舎です。

実技と講話の授業

マンモス校だけあって、6年生の人数は約220名。とても大きな校庭でしたが、さすがに全員で一緒に実技は難しいので、半分ずつに分かれて行われました。

寺内さんの講話のあと、野球経験者の児童とのキャッチボールを見せながら、体の使い方を説明。腕の動きを時計に例えて「2時から10時くらいのところで力を入れて!」といったわかりやすい指導に児童たちも頷いていました。「思いっきり投げてきていいよ!」という寺内さんの言葉に、野球経験者の児童たちは自慢の肩で力一杯投げ込んでいました。

そして、寺内さんが全力の遠投を披露すると、児童たちからは歓声が!

その後は1人ずつボールを持ち、真上に投げてキャッチする練習。右手で投げて、左手で取る、左手で投げて、右手で取る…という簡単な練習はほぼ全員クリアしていましたが、投げてからクルッと1回転してから取る…という難易度の高い課題はほとんどの児童がボールを落としていました。しかし、普段あまり運動が得意じゃない児童も、歓声を上げながら楽しんで取り組んでいました。

最後には、寺内さんが監督を務める、栃木ゴールデンブレーブスのグッズを争奪するじゃんけん大会。6組の先生が一番やる気を見せていましたが、児童から「先生はダメ」と言われてとても落ち込んでいました。(笑)

また、校長先生にはサイン入りのユニフォームが進呈され、とても喜んでいただきました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

夢をあきらめないで!

夢を持っている人はいますか?夢を持っている人は、その夢を絶対にあきらめないでください。僕は小学生のときにプロ野球選手になりたいという夢を持ちました。中には「無理だよ」という人もいましたが、そのような言葉には耳を貸さず、夢をあきらめないでください。夢は頑張れば絶対に叶えられます。

基本を大切に

『失敗は成功のもと』という言葉がありますが、その『もと』というのは基本の「基」という字です。失敗しても成功しても、それには必ず理由があります。失敗したときは、その理由を考えて、どうしたら成功するか考えてみてください。その基本を忠実に実行していけば、次は成功するようになるかもしれません。

延長戦で中学生の野球部員にも熱血指導!

校長先生との会話で、併設されている中学校に野球部があることを知り、「もしよかったら昼休みに指導しますよ?」と寺内さんの方から提案がありました。急遽集まった野球部員たちは、体の軸の使い方を中心に熱心に説明を聞いて取り組んでいました。

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