元プロ野球選手の寺内崇幸さんが、読売巨人軍と同じ練習メニューを直伝!

元プロ野球選手の寺内崇幸さんが、読売巨人軍と同じ練習メニューを直伝!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月7日、元プロ野球選手の寺内崇幸さんが、茨城県つくば市の吾妻中学校にアスリーチ!
ボールの投げ方の体育授業を行いました。

事前に「この学年は特に元気が良すぎるので…」と先生から伝えられていましたが、想像以上に元気いっぱいの生徒たちで、それに影響されてか、寺内さんの熱量も高い授業が行われました。

訪問アスリートご紹介


寺内崇幸さん。栃木県出身の元プロ野球選手。読売巨人軍で12年間の現役生活を送ったあと、現在は独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスの監督をされています。

学校や地域のご紹介


つくばエクスプレスの終点・つくば駅から徒歩20分ほどの場所にあります。筑波大学のキャンパスや附属病院、研究施設などに囲まれた地域で、大学の研究者のご子息も多く、なんと生徒の1割以上が外国籍だそうです。教室では、外国語が飛び交っていて、国際色豊かな学校でした。

実技と講話の授業

午後からの授業でしたが、朝から降っていた雨も止み、なんとか校庭での授業ができました。給食を食べた直後ということで、まずは準備運動から。読売巨人軍が試合前、実際に行っていたというウォーミングアップメニューをしました。準備運動といってもかなりハードで、生徒たちはそれだけでもかなり息が上がっていました。

そして、ボールを使った練習がスタート。志願した野球部の生徒たちが寺内さんと本気のキャッチボールを披露しました。元プロ野球選手の速くて重いボールをキャッチするたびに、生徒たちからは歓声が上がっていました。

続いて、全員でボールを持って練習。野球経験者が少なかったので、基礎的な練習を行いました。1人ずつボールを持って真上にあげてキャッチする練習から、2人組になってキャッチボールの練習まで、様々なやり方でボールに慣れることを心がけました。

休憩を挟んだあと、場所を体育館に移して、講話が行われました。「7つの大切な能力」として「リズム」「バランス」「反応」などが挙げられ、1つ1つ丁寧に説明が行われました。校庭では元気よく騒いでいた生徒たちも、寺内さんの話に静かに耳を傾けていました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

本質を正しく理解すること

ただがむしゃらに努力しても成功はしません。成功するには正しい努力が必要ですが、そのために、物事を正しく理解してください。結果を出したかったら、きちんと本質を理解してください。

 

サイン会に大行列が…


授業のあと、寺内さんのスケジュールが空いているということで、特別にサイン会に応じていただきました。原監督のサインボールを持ってきて「反対側に書いてください」という子から、色紙を10枚くらい持ってきている子まで、サインをもらう気満々の生徒たちがたくさんいたり、他の学年の生徒が体育館の外で出待ちをしていたり…と、大人気の寺内さんでした。

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