元プロ野球選手・寺内崇幸さんによる、バドミントンのラケットを使った授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月7日、元プロ野球選手・寺内崇幸さんが、茨城県の常総市立玉小学校にアスリーチ!
ボールを投げる技術についての授業を行いました。
当日は朝から大雨で、体育館での授業となってしまいましたが、狭い場所でもボールを投げるコツを掴めるというバドミントンのラケットを使った授業が行われ、子どもたちは真剣に取り組んでいました。
目次
訪問アスリートご紹介
寺内崇幸さん。栃木県出身の元プロ野球選手。読売巨人軍で12年間の現役生活を送ったあと、現在は独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスの監督をされています。
学校や地域のご紹介
関東鉄道常総線・玉村駅から徒歩10分くらいのところに位置する玉小学校。創立はなんと明治22年!おじいちゃん・おばあちゃんから3世代同じ小学校出身といった児童もいるという、地元に根付いた小学校です。
実技と講話の授業
男子13人・女子7人。6年生全員集めてもわずか20名でしたが、少人数だけあって目の行き届いた授業ができました。
講話のあと、2つの班に分かれての実技。1つの班は柔らかいボールをマットに向けて投げる練習、もう1つの班はなんとバドミントンのラケットを使って、シャトルを遠くに飛ばす練習を行いました。
寺内さんによると、強い球を遠くへ投げようとすると、どうしても腕に力が入ってしまって、下に叩きつけるようになってしまうそうです。身体をひねる力を使って遠心力で遠くに飛ばすには、バドミントンのシャトルを打つときと同じイメージで投げるのがいいということで、急遽、予定されていなかったバドミントンのラケットとシャトルを用意してもらって授業が行われたのでした。
アスリートから児童生徒へメッセージ
かっこいい動きを目指して!
野球に限らず、プロの選手の動きを見ると、みんなかっこよくないですか?見た目がいい動きは姿勢がいい証拠です。見られる側にとってもかっこ悪いよりかっこいい方と思われる方がいいですよね!
失敗を恐れないで!
「失敗は成功の基」です。どんな優秀なスポーツ選手でもたくさん失敗をしています。成長できるかどうかは、次のチャンスで成功できるために、失敗からどれだけ多くのことを学べるかどうかです。失敗するのは恥ずかしいかもしれませんが、たくさん失敗して、たくさん学んでください。
丁寧に、優しく、動きを分かりやすく伝えた寺内さん。さすが元プロという体育授業は、子どもたちの記憶に深くリーチする時間となりました。