元プロ野球選手・寺内崇幸さんによる 体全身を使ったエクササイズ!

元プロ野球選手・寺内崇幸さんによる 体全身を使ったエクササイズ!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月31日、元プロ野球選手・現栃木ゴールデンブレーブス監督寺内崇幸さんが、新潟県妙高市立妙高高原中学校にアスリーチ!
体全身を使ったエクササイズ、プロ時代に行っていた動きを取り入れながら誰でも楽しめるような体育授業を行ました。

広々とした体育館に集まった70名の全校生徒たち。寺内さんは拍手で迎えられ2時間の授業が始まりました。

訪問アスリートご紹介


寺内崇幸さん。栃木県栃木市出身。
2006年ドラフト6巡目で読売ジャイアンツに入団。12年間プレー。
現在は独立リーグ栃木ゴールデンブレーブス監督。プロ野球を目指す若手を育成しています。

学校や地域のご紹介


しなの線妙高高原駅から徒歩約10分のところにある妙高高原中学校。
この地域は冬になると3、4メートルの雪が積もるそうで、スキーも盛んです。全校生徒70名と多くはないですが、妙高高原中学校の生徒はスキーの全国大会でも優勝者をたくさん輩出しているスキー強豪校です。
なんと学校にはジャンプ台もありました。晴れていると妙高山も見えます。

実技と講話の授業


体育館に集まった全校生徒約70名の生徒たち。教頭先生の紹介で生徒の前に登場した寺内さん。まずは講話の授業からでした。ただ話を聞くときも体はほぐれていたほうがいいと、少し体をほぐすストレッチをして講話に入りました。そのストレッチでさせも生徒たちは笑顔で楽しそうに行っていました。


講話が始まると、寺内さんの優しい口調は生徒たちの緊張をほぐしたように見えました。
プロ野球選手として12年間戦ってきた寺内さんのお話に生徒たちは聞き入っていました。
生徒達へは夢を持ってください。そして何事にもあきらめずに、逃げずに挑戦してみてください。とメッセージを送っていました。スポーツに限らずこれからそれぞれの道に進んでいく中学生にはとても響くメッセージだっだと思います。


講話が終わると、野球部2年生2名への野球指導。まさに夢に時間。全校生徒が見守る中、そして寺内さんとのキャッチボールと緊張する中でも、とてもいいボールを投げ込んでいました。野球部じゃない生徒も参加し、大盛り上がりのキャッチボール体験となりました。
キャッチボール体験の後はジャイアンツ時代に行っていたアップを全校生徒で体験。

寺内さんは見本で軽々ときれいに見本を見てくれましたが、生徒が実際やってみると意外できない生徒も見えましたが、生徒たちは終始笑顔。楽しそうに体を動かしていました。

ですがさすがスキーの強豪であり、スポーツ熱が高い学校。みんな楽しみながらも上達する姿が見えました。楽しみながら挑戦し上達していく。まさに寺内さんの伝えたかったことが伝わっているなと感じた瞬間でした。

寺内さんは生徒からの感謝の言葉と、花束を受け取り授業は終了と思われましたが、寺内さんから現在監督をやっている栃木ゴールデンブレーブスのタオルをじゃんけんで5名にプレゼント、そして学校にはユニフォーム、サイン、帽子のプレゼントが。生徒、先生みんなが笑顔になり拍手の中授業は終了しました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

何事も挑戦する

苦手、できないことでも諦めない。無理と思うんではなく挑戦すること。失敗は成功の基といいます。ですが失敗は挑戦しないと生まれない。だからみんなはどんどん沢山のことに挑戦してみてください。

夢、好きなことを持つ

夢に向かって正しい努力をすること。夢がなければ好きなことを見つけてみてください。
自分自身のことは疑わないで夢に向かって頑張ってください。

授業のまとめ

終始笑顔があふれていました。生徒は明るく体育に意欲的。そして楽しんで取り組んでいました。生徒、先生の雰囲気も良く見えました。寺内さん優しい口調、そして丁寧な口調で生徒たちに寄り添い素晴らしい空間が出来上がっていました。そんな雰囲気で行われた授業で、たった2時間という短い時間でしたが寺内さんの想いは生徒にリーチしていました。

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