女子バレーボールで鉄壁のリベロとして活躍した佐藤あり紗さんの体育授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月24日、バレーボール元日本代表・佐藤あり紗さんが、大阪市立西淀中学校にアスリーチ!
体の動かし方・バレーボールの実技の体育授業を行いました。
元気いっぱいの生徒達で、終始、笑顔と笑い声がこだましていました!
目次
訪問アスリートご紹介
佐藤あり紗さん。宮城県仙台市出身。
バレーボール元日本代表・リベロとして活躍。数々の賞を受賞。
2023年3月に現役を引退し、現在はバレーボール教室や講演会、解説やイベント出演など幅広く活動。
学校や地域のご紹介
阪神なんば線・福駅より徒歩5分程度の場所にある西淀中学校。創立70年以上の歴史ある学校です。正門からはよこ解りませんが、中に入るととても広いグラウンドがあり、大阪市内でも1、2位を争う広さで、生徒達も伸び伸び学校生活を送っています。
実技と講話の授業
待ちきれないのか、授業の始まる10分前には整列。約150名が参加した今回の授業。少し早く開始しました。早速、佐藤さんの現役時代のプレーの映像を流します。名リベロとして名を馳せた選手だけあって、そのプレーを見た生徒達からは、「ウォ―!」「凄~い!」との声があちらこちらで上がっていました。その声に佐藤さんも、「反応いいね!」と笑顔。
お母様がバレーボールをやっていたそうで、その練習に一緒についていったのがきっかけに。その際、褒められたことがとても嬉しかったようで、そこからバレーの道へ。
中学では、部活動・クラブチーム・宮城選抜と、3つのチームを掛け持ちしながら練習に励んだそうです。
お話のあとは、体を動かします!
二人一組になり、肩に手を置きジャンケン。勝った方が逃げる、負けた方は追う。何回かやた後は交代。勝った方が追う、負けた方が逃げる。みんなとても楽しそうです!中には体育館中逃げ回っている生徒も。
次に、「奇数・偶数ダッシュ」。壇上の佐藤さんより、「普通じゃ面白くないから、掛け算や割り算で出すね!」答えが奇数だと右へ、偶数だと左へダッシュ。状況判断、瞬発系の練習です。「3×5」「18÷3」「100×100」と。先生も生徒も戸惑いながらも一生懸命やっています。
「ボール取り」これは、頭・腰・膝などの部位を佐藤さんが指示。それに従ってその場所に手を置かないといけないというルール。その途中で、「ボール!」と言ったらボールを掴むというもの。こちらも反射神経、瞬発系の練習となります。
ユニークな運動は続きます。「ボールビンゴ」。9マスを作り、2チームに分かれます。各チームボールは3つ。所定の位置からボールを持って一人ずつダッシュ。より速くビンゴにした方が勝ち。チーム戦なので盛り上がります!
ここで休憩。
休憩中、元気な生徒達が飛び込みレシーブの練習?元気が有り余っているのか、はしゃいでいます!
バレー部の生徒にお手本になってもらい、レシーブ・スパイクの練習。佐藤さん、バレー部の生徒達からコツを聞き、バレーボールをやっていない生徒達も楽しそうに取り組んでいます。
「バレーボールの魅力を少しでも感じてもらえたら、、、」との思いで始まった佐藤さんの授業。最後はみんなお疲れの様子でしたが、笑顔で授業は終了しました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
叶えたいこと、やりたいことは口に出すように。
自分から口に出して発することによって、廻りの協力者が増えてきます。
自分の夢を叶えてくれる仲間が増えるのです。
興味を持って何でもやる。
やってみないと解らない。やってダメならその時に考えればいいのです。
授業のまとめ
この学校の生徒達は本当に元気いっぱいで!「バレー部、前に出てきて!」と佐藤さんが言えば、そうじゃない生徒が前に出て来たり。盛り上げ役みたいな生徒が一人ではなく何人もいました。その生徒達のおかげ?もあり、とても楽しい、笑顔溢れる2時間となりました!