楽しく体を動かし、バスケットボールを学ぶ。みんなが笑顔で行なった、元プロバスケットボール選手川面茜さんの楽しい体育授業

楽しく体を動かし、バスケットボールを学ぶ。みんなが笑顔で行なった、元プロバスケットボール選手川面茜さんの楽しい体育授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
1月18日、元プロバスケット選手川面茜さんが、山口県下関市の小月小学校にアスリーチ!

訪問アスリートご紹介

川面茜さん。宮崎県出身。女子バスケットボールU18日本代表。高校卒業後ジャンパンエナジーJOMOサンフラワーズで活躍。女子日本リーグで優勝を果たすと、2015 年の引退までに7連覇を含め9 度制覇。全日本総合バスケットボール選手権大会では4連覇を含め 7 度日本一に輝く。現在はクリニックのコーチや講演活動をおこなっている。

学校や地域のご紹介

小月小学校はJR山陽本線小月駅から歩いて10分ほど、丘の上に建ち今年度152周年となる歴史ある学校です。

実技と講話の授業

大きな拍手に迎えられて登場した川面さん。早速授業が始まり、最初は音楽にあわせていろいろな動作をしながら身体を動かします。ウォーミングアップも音楽にあわせてやると楽しくできます。子どもたちも声をだしながらとても楽しそうに飛び跳ねます。チームでやる際にはどうしたらみんなで上手くできるか相談する時間もあり、チームワークよく上手にできました。ドリルも徐々にバスケットボールを使ったものへとレベルアップしていきます。

次はシュート練習です。ドリブルでリングまで近づいていきシュートしますが、ディフェンスにタッチされたらシュートを打てないのがルールです。手の使い方などシュート上手にできるコツも教わりながらチャレンジします。レイアップシュートの仕方も教わりました。右手でシュートを打つときはイチ・ニイ・サンで右ひざを上げながらシュートを打ちます。川面さんの見本のシュートが格好良く、みんなから歓声が上がります。みんなも一生懸命練習します。

そしていよいよ試合です。川面さん、先生3人チーム対子どもたち6人6チーム。1試合3分のゲームなので大人チームは18分間動きっぱなしです。試合はお互いに挨拶をして始まります。川面さんの本物のプレーに魅了されながらも応戦する子どもたち。先生方も大奮闘。どの試合も好ゲームで応援にも熱が入りました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

何かひとつでも自分がワクワクできるものを探してください

遊ぶことでもスポーツでも芸術でも勉強でも、自分が楽しめるものワクワクできるものをみつけて下さい。そして、その好きを突き詰めて下さい。どうしたらもっと好きになれるのか上達するのかを考えてみて下さい。そうすることが皆さんのこれからの成長につながっていくと思います。

授業のまとめ

川面さんの「初めての人と一緒に何かやるのは緊張もするし、自分が出せなかったりするものですが、みんな積極的にやってくれて嬉しかったです」という言葉どおり、みんなが元気よく楽しそうに身体を動かし、一生懸命バスケットボールにも取り組んでくれた授業でした。授業の最後には花道を作って送ってくれました。下校時にもサイン攻めに。

 

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