現役フットサル選手・筏井りささんによるボールにたくさん触れる楽しい授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
12月19日、現役フットサル選手・筏井りささんが、千葉県の八千代市立西高津小学校にアスリーチ！
サッカーの体育授業を行いました。
5年生65名が筏井さんのきびきびした動きとフレンドリーな雰囲気の授業を力いっぱい楽しみました。

訪問アスリートご紹介

筏井りささん。元サッカー選手、現フットサル選手。兄の影響で小学生から始めたサッカーで日本代表を目指し、なでしこリーグで活躍。日本代表の夢は果たせないまま引退しましたが「やっぱりボールを蹴るのは楽しい！」とフットサルに転向。そこで日本代表という夢を果たしました。

学校や地域のご紹介

八千代市の西端部に位置し、大きな高津団地の中に包まれるように立地している西高津小学校。比較的落ち着いた静かな住宅街の中にあります。
すぐ近くに陸上自衛隊習志野演習所があり、この日もパラシュート落下傘の演習が行われていました。

実技と講話の授業

簡単に自己紹介をしてもらい、すぐにボールを使いながら体をほぐしていきます。5～６人ずつのグループに分かれて円を作り、ボールを回していきます。どうやったらたくさんボールをパスすることができるか、自分たちで考えてみます。
足でパスを回すときにはボールコントロールがしやすいインサイドキックでやるのがいいと教えてもらいました。軸足をやわらかく体重をのせて相手がとりやすいようにやさしく蹴っていきます。

ドリブルでボールを運ぶときには、ボールを蹴るという感覚ではなく、自分の体から離れないようにタッチするというイメージでやるとうまくいくそうです。
アドバイスを聞きながらすぐに練習してみました。
最後は10チームでミニゲームを行いました。
大きな声で応援したり、歓声をあげたり、全力で楽しみました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

やらない後悔はあってもやって後悔はない

サッカーで日本代表をめざして頑張ったけど、その夢はかなわず29歳で引退をしました。やっているときには苦しいことも辛いこともたくさんあったけど、引退するときに、やっぱりやってきて本当によかったと思うことができました。そこでフットサルに転向して、今は日本代表として現役でやっています。
頑張り続けたことで、友達もできました。工夫する力や、継続する力も得ることができました。
あきらめない気持ちは本当に大切にしてほしいと思います。

授業のまとめ

筏井さんの現役時代の映像を見せてもらい、ゴールシーンで大盛り上がりの西高津小学校の生徒さんたち。筏井さんも「いいリアクションだね」と笑顔で返します。講話の授業を聞きながらうなずいたり、拍手をしたり、素直な様子で「フットサルの試合も見てみたい！」と興味をもってくれたようでした。
これからもいろいろなことに好奇心を持って取り組んでほしいと思います。