元・Jリーガー兵働昭弘さんによる夢のサッカー教室!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月13日、元・Jリーガー、現清水エスパルススカウト担当兵働昭弘さんが、静岡県焼津市立大井川東小学校にアスリーチ!
サッカーを通して運動能力向上の体育授業を行ました。
体育館に集まった6年生に拍手で迎えられた兵働さん。二時間笑顔があふれる授業となりました。
目次
訪問アスリートご紹介
兵働昭弘さん。千葉県出身。
清水エスパルス、柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉、大分トリニータ、水戸ホーリーホックヴァンフォーレ甲府と6チームでプレー。最後は古巣の清水エスパルスでプレーをし
現在は清水エスパルのスカウト担当としてチームを支えています。
学校や地域のご紹介
平成20年に焼津市の合併により校名を焼津市立大井川東小学校に変更。
令和5年度の重点目標として「みつけ かんがえ うごく」「みがく」というのが目標だそうです。授業の合間の時間も5分と短く午前中で5時間の授業を終える時間割になっています。児童たちもテキパキと動いてくれてスムーズな授業が行えました!
実技と講話の授業
体育館に集まった6年生達に拍手で迎えられた兵働さん。まずは自己紹介から。自身の過去の経歴などを話してくださいました。エスパルスを知っているひと!の問いかけに児童半数以上が手を挙げていました。現在はエスパルスでスカウトを担当している兵働さん。スカウトという仕事はどういったことをしているのかということも説明してくれました。
児童たちへ兵働さんが現役時代大事にしていた3つのこと。感謝に気持ちを持つこと、チャレンジし続けること、自分の武器を見つけること。この3つを現役時代は大切にしてプレーをしていたといいます。長年プロで活躍された兵働さんの話に児童たちも聞き入っていました。
後半は校庭に移動して実技の時間。少し肌寒かったため準備運動の後には走るぞー!とグランドを1周ランニング。体が温まったところで4チームに分かれてドリブルリレー対決!
あまりサッカーを経験したことのない児童もチームの勝利のために全力プレー!各チーム応援をしながら大盛り上がりのリレー対決でした。
リレー対決が終わると待ちに待った試合の時間。女子は3点、点を決めたらチーム全員でのハイタッチをしなければ得点は無効という今日だけの特別ルールも!チーム内で話し合い、各チーム作戦を立てて試合に挑みました。点が入るとみんなで喜び、決められたら本気で悔しがり。みんなとてもいい顔をしていました。ボールが当たってしまったり、転んでしまった友達へはチームが違くても駆け寄る姿が見られました。勝ち負けではなくスポーツは相手を思いやることも大事だと兵働さんは試合前に児童たちに伝えていました。まさにそんな思いが伝わっているなと感じた瞬間でした。
男女ともに積極的に試合に参加してくれて試合はどの試合も白熱していました。肌寒い日でしたが児童たちは汗をたくさんかき、笑顔がたくさんあふれる授業でした。
アスリートから児童生徒へメッセージ
感謝の気持ち
一人では何もできないことに気付いた。相手を思いやりリスペクトして謙虚な気持ちでいてください。
チャレンジし続けること
毎日コツコツと続けること。自分で限界を作らない。失敗をしていいので、その失敗を次に生かしてください。
自分の武器を見つける
なんでもいいので自分の個性を大事にしてください。
授業のまとめ
長年プロで活躍し、現在もスカウトとして一線で活躍している兵働さんの話を児童たちは真剣に聞いていました。実技でもサッカーを習っている子は少なかったですが、みんな積極的に参加している様子が見られました。兵働さんも優しく児童たちに寄り添い沢山の笑顔が見られました。