宙返りの実演に大歓声!体操オリンピアンが体育授業

宙返りの実演に大歓声!体操オリンピアンが体育授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、体操競技アテネ五輪・北京五輪日本代表の大島杏子さんが、東京都八王子市立鑓水小学校にアスリーチ!

今回授業を受けたのは5年生104名。大きな拍手で大島さんを迎えてくれました。
大島さんから運動の大切さや取り組む際の心構えを聞いた後、マット運動の指導を受け、実際に体を動かして学んだことを実践していきました。
練習の成果をみんなの前で演技したい生徒が披露し、大島さんの演技を観賞しました。
マットの間を熱心に指導してまわる大島さんに生徒たちも積極的に話しかけて、コミュニケーションをとる姿がとても印象的でした。

訪問アスリートご紹介


大島杏子さん。東京都出身。体操競技 アテネ五輪・北京五輪日本代表。
日本女子最多記録となる通算8度の世界選手権に出場。長きにわたり日本女子体操界を牽引してきました。

学校や地域のご紹介

八王子市立鑓水小学校は、京王南大沢駅から徒歩 25 分ほど、緑に囲まれた、広々とした校庭のある学校です。空調の効いた体育館があり、体育健康教育推進校として学校をあげて体育の教育には力を入れています。
校長先生のお話ではこれまでに 5 名のオリンピック・パラリンピック選手の訪問があったそうです。

講演と実技

興味津々の様子で大島さんを迎えた約100名の生徒たち。

大島さんがスライドを映しながら「身体のつくり、運動することの意義、一生懸命にやることで100の力を出せるようになる、できる・できないが問題ではない、できないと言わず楽しんで取り組むことが大切」ということを伝えると、集中して耳を傾けました。

 


みんなで掛け声を出して準備運動をした後、前転・開脚前転・伸膝後転・開脚後転のコツを教わりながら何度もチャレンジしていきました。


最後にはみんなの前で演技したい生徒たちが次々に披露。一人ひとりに応援の声がかかり、日頃の仲の良さが感じられました。生徒や先生のリクエストで大島さんにバク転・バク宙・倒立を目の前で演技してもらい、拍手喝采でした。

アスリートから児童へのメッセージ

「できない・無理」は言わない。できなくてもいいからチャレンジすることが大切!

失敗したら恥ずかしいと思わず、チャレンジをしてください。挑戦をしないことは、永遠にできるようになりません。仮に失敗しても、失敗した経験や「どうやったら成功できるのだろう」と考える時間が、間違いなく大きな財産になります!

みんなで記念撮影した後、先生の「感謝の気持ちを声で表わそう」という言葉に、体育館中に響き渡る声で「ありがとうございました!」と伝えてくれた生徒たち。心に深くリーチする体験となりました。

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