「夢」をもつことの大切さを!元プロ野球選手からの熱い体育授業!

「夢」をもつことの大切さを!元プロ野球選手からの熱い体育授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、堅実な守備と勝負強いバッティングで長くプロの舞台で活躍された元プロ野球選手の大引啓次さんが、東京都西東京市立向台小学校にアスリーチ!

登場時では、ご自身が現役時代に使われた登場曲と一緒に、生徒たちからの大変温かい拍手で迎えられました。
6年生182名の児童を交え、最初の講演では「夢をもつことの大切さ」「夢をかなえるために」をテーマに、実技ではグループに分かれボールの「捕る」・「投げる」を中心に体の使い方を教えてくださいました。
悪天候のため当初グラウンド予定のところ体育館での授業となりましたが、子供たちの熱心な眼差しや、大引さんの丁寧かつ熱意ある授業が印象的で、台風に負けない充実した素晴らしい授業となりました!

訪問アスリートご紹介

大引啓次さん。大阪府出身。元プロ野球選手。「守備職人」と称される堅実な守備を強みに現役時代はオリックスバファローズ~日本ハムファイターズ~ヤクルトスワローズで長きに渡り活躍しました。

学校や地域のご紹介

西東京市立向台小学校。西武新宿線「田無」駅より徒歩10分 学校のシンボルとなっている高さ約30メートルのメタセコイアの木は、市保存樹木第1号に指定されている銘木で、田無駅など遠方からでも望むことができます。

講演と実技

現役時代で使われた登場曲と一緒に、大きな拍手をうけ大引さんが登場!
学校では児童・教員含めて野球好きな方が大変多く、大引さんの現役時代を映像で見たことある児童もいらっしゃり、182名の6年生が興味津々かつワクワクしながら始まりました。
講演ではスライドを使いながら、自己紹介と一緒に児童に「夢をもつことの大切さ」を教えてくださいました。実際に小学生に将来の夢を聞きながら、その夢をかなえるためにはどうしたらいいか?を真剣に聞いたり教えたりして、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

実技では、児童を前半組・後半組の2グループに分けて実技の指導を行いました。
前半組ではボールを「捕る」ことを、後半組ではボールを「投げる」ことを中心に行いました。
前半組ではボールを上に投げて両手で捕るなど行いつつ、片手で投げて片手で捕る、ボールをキャッチする際、生卵のように優しくキャッチするなど少しずつレベルを上げていき、児童2人組でキャッチ、最後に大引さんに投げてもらいキャッチなど、いろいろなパターンで捕る動作を通じた楽しさ、体の使い方を伝えてもらいました。

後半組ではボールの投げ方に関して行いました。まずは大引さんが実際に壁に向かってボールを投げつつ、ボールを投げる際のポイント、大きく体を使うことを児童たちに教えます。そのあと実際に児童たちにボールを投げてもらい、大きく体を使うことの大切さや、遠くに投げる際のコツを伝えてもらいました。

最後にはカラーコーン間でダッシュを行いました。様々な体制から体を使いダッシュする児童たちの、充実した表情がとても印象的でした。

アスリートから児童へのメッセージ

夢を叶える秘訣は“好きになること” みんなで夢を見つけて頑張ろう!

花を育て方が、種+水+⒜=花であるように、才能・意欲+努力+運=夢、という図式で見ることができます。
夢を叶えるためには ①諦めない②我慢比べ、辛抱強い③周りに流されない、信念が大事です。ただ1番必要なのは、その夢や競技を“好きになること”です。
このメッセージを、大引さんは自身の経験談を交えながら児童に伝えました。

まとめ

最初の自己紹介→講演から始まり、グループに分かれ実技、最後に質問コーナーやまとめを行いましたが、最初から最後まで児童たちの熱心で楽しそうな表情が印象的でした。運動の得意、不得意な子など様々いるなか一生懸命参加してくださり、児童・アスリートにとっても思い出に残る体験になったと思います。悪天候を吹き飛ばす大変すばらしい授業でした!

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