日本初 義足の走高跳代表・鈴木徹さんと楽しい走高跳授業!!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
9月26日、山梨県ご出身のパラ陸上界レジェンド・鈴木徹さんが、山梨県の甲府市立相川小学校にアスリーチ!
児童たちと一緒に、走高跳の体育授業を行いました。
自前の高跳びセットと、学校で用意したものを合わせた計5か所の高跳びセットで、児童たちが大変アクティブに、楽しそうに飛び回る、最高の体育授業となりました!!
目次
訪問アスリートご紹介
鈴木徹さん。山梨県出身。
日本初の義足の走高跳代表選手として、2000年、シドニーパラリンピックに出場して以後5大会連続入賞。2017年、世界パラ陸上競技選手権大会で銅メダルを獲得。
学校や地域のご紹介
山梨県甲府市にあります相川小学校。なんと学校の隣には、山梨県の有名スポットで武田信玄を御祭神として祀り申し上げている「武田神社」があります!
実技と講話の授業
最初の自己紹介と講和では、鈴木さんが義足を付けるまでの物語と、ご自身がパラアスリートとなるキッカケを、児童たちと映像で見ながら説明して頂きました。また実際に使っている義足を見せながら、種目によってどの義足を使うかなど、児童たちにとって大変新鮮な話をしてくれました。
実技では鈴木さんの種目である走高跳の練習を行いました。ウォームアップをした後、用意された5か所の高跳びセットにてグループ分けをし、「はさみ飛び」を行いました。
小さい高さからの跳躍から始まり、場所によって高さを変え、児童が飛べそうな場所に移動して挑戦したり、最後は“1回だけの挑戦”として、1発勝負である本番の緊張感を出して楽しんだり、色々なパターンで走り高跳びを楽しんでもらいました。
そして、鈴木徹さんも自ら実演!飛んだ瞬間、児童たちからは「おー!」「すごい!」の声が!!
アスリートから児童生徒へメッセージ
自分の好きなこと・やりたいことを1つ見つけて“没頭”しよう!!
鈴木徹さんにとっての”スポーツ”や”走高跳”のように、やりたいこと・没頭できるものを1つ見つけてください!それは、例えばゲームのような娯楽ではなく、大人になっても「これをずっとやっていた」と自慢できるもの。それを見つけて、夢や目標に向かって突き進めば、将来絶対自分の為になります!!
授業のまとめ
甲府市では陸上競技会も控えているとのことで、とても良いタイミングで鈴木徹さんが来られて、児童たちも大変勉強になる時間だったと思います。とてもアクティブで一生懸命な児童たちが印象的で、全員が楽しめた素晴らしい授業となりました!