生徒が楽しみに楽しみに待っていた!金メダリスト・馬渕智子さん登場!

生徒が楽しみに楽しみに待っていた!金メダリスト・馬渕智子さん登場!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
9月27日、北京オリンピック・ソフトボールの金メダリストの馬渕智子さんが、大阪府の泉佐野市立北中小学校にアスリーチ!
ソフトボールに絡めた体の動かし方、実技指導の体育授業を行いました。
生徒はもちろん先生方も楽しみにされていたようで、先生方より「子供たちの生き生きした笑顔が見られてとても嬉しいです!」とお言葉をいただきました!

訪問アスリートご紹介


馬渕智子さん
元ソフトボール選手。右投げ左打ち。愛知県名古屋市出身。
北京オリンピック金メダル、アジア大会金メダル、日本リーグ一部ベストナイン等々、チームとしても個人としても数々のタイトルを獲得。現在は、各地でソフトボール教室や講演などソフトボールに関する活動を行っています。

学校や地域のご紹介

南海電鉄・鶴原駅から徒歩3分にある北中小学校。歴史ある学校で、創立150周年を迎えます。「ふわふわ言葉」という学校独自の言葉を用い、「人に対しての思いやりを意識する言葉」として、相手に「ふわ」っとなってもらえるよう日々生活を心がけているようです。2013年には子供達からデザインを募集し、「ふわりん」というキャラクターまでできました。

実技と講話の授業

今回の参加は6年生。ですが、参加したかった5年生の児童と廊下ですれ違うと、「師匠!師匠!」と元気に声を掛けてくれる子が。野球でもやってるのかな?
まずは体育館から。集まった児童達、まだ緊張している様子。馬渕さんに圧倒されたのか、とても静かです。北京オリンピックの馬渕さんのホームランやヒット、走り込んでのフライキャッチ、会場の様子など映像を見ていただきました。

その後、馬渕さん得意のストレッチに入ります。体を使ったジャンケン、その名も体ジャンケン。勿論、大事なストレッチになります。「せっかくだから、みんな声出してやろうね~!」
「最初はグー、ジャンケンポイ!あれ?声が聞こえない?声が小さ~い!」ようやく、児童達にも笑顔が見られてきました!体のキレを出す運動として日本代表として行っていたメニューも導入!ステージの馬渕さんの指示のもと、その場ダッシュをしたまま、「右・左・上・下」とその通りに動かないといけない。児童達もニコニコしながら挑戦していきます。

特別メニューとして、「ミラードリル」その名の通り、ステージの馬渕さんと同じ行動・ポーズをする。「全力本気ジャンケン」勝っても負けてもリアクションも最大に。「5歩ダッシュ」奇数を言ったら右にダッシュ、偶数は左に。これを足し算や掛け算を交えながら。一瞬でやらないといけないため、児童だけでなく先生もたまに間違えてます。

連日大盛り上がりになる、恒例となったボール取り。二人一組になり、二人の間にボールを置き、体の部分以外のところを言ったらボールを取るというゲーム。頭だったら頭に手を置く、腰だったら腰にそう要領で行います。馬渕さん、大阪を意識したのか、「頭!腰!膝!足首!たこ焼き!」等、ユーモア溢れた授業が進んでいきます。
「じゃあ、ラスト一回!」の言葉で最終ゲームを行い、「頑張った自分に拍手!」で一限目終了。

二限目はグラウンドに出て、実技指導!
まずはキャッチボールから。担当の先生と馬渕さんで見本。「キャッチボールは思いやり!取れない人に早いボールを投げてはだめ。相手の胸にめがけて優しく投げること。」

先生も馬渕さんも取ったときは、「思いやり感じた~!」「サイコー!」「いいね~!」その二人の言葉に児童達も大爆笑!なかなかこんな大勢で出来ないキャッチボール。とても楽しそうに取り組んでいました。

グローブを持っている子と持ってない子に分かれ、ノック指導!元気な男子は張り切ってメダリストのノックを受けています!もう一グループは柔らかいボールを使い、ゴロをキャッチする練習。「落としてもいいから、前に出てキャッチすること。」ポイントポイントで馬渕さんのアドバイスが飛びます。

代表4人の子が今度はバッティングに挑戦!一際、体の大きい子がナイスバッティングを披露!

やっぱり日本代表4番のスイングが見たい!ということで、満を持して馬渕さん登場!守ってくれてる先生の頭を超える大飛球!子供達もそのスイングに大興奮していました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

運動は、やるだけで意味があります!

運動は記録とかが大事なのではなく、日常生活すべて繋がることとして行いました。ちょっとの工夫で楽しくなるよ!ってことを気づいてもらえたら嬉しいです!

一生懸命取組む、協力する、楽しむこと

スポーツだけじゃなく、何をするにもこれが大事です!

授業のまとめ


先生曰く、「初めてお会いする方は少し苦手かもしれません。。。」なので、最初は静かだった児童達。授業が進むにつれ、たくさんの笑顔も見れ、その姿を見ている先生達の嬉しそうな顔がとても印象的でした。今回の馬渕さんの訪問をきっかけに、何かに取り組む力ができるといいですね。

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