空手 元世界王者・鈴木雄一さんと、”武道”を重んじた楽しい基本稽古!!

空手 元世界王者・鈴木雄一さんと、”武道”を重んじた楽しい基本稽古!!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
9月27日、伝統派空手の元世界チャンピオンである鈴木雄一さんが、山梨県の甲府市立北新小学校にアスリーチ!
空手を通じ「礼儀・礼節」を大切にした授業を、児童たちと行いました。

空手の紹介をしながら、実技では児童たちが終始笑顔で楽しく、かつ“武道”の精神を重んじた、メリハリのある授業となりました!!

訪問アスリートご紹介


鈴木雄一さん。
タイ国 バンコク市出身。世界空手道選手権・空手ワールドカップ・全日本空手道選手権優勝など数々の輝かしい成績を残す。日本スポーツ賞受賞者。

学校や地域のご紹介

甲府市立北新小学校。昭和28年4月に開校し、今年で創立71年目になる伝統ある学校です。「みんな輝いて」をテーマに、花づくり活動や吹奏楽活動などを様々な活動を行っています!

実技と講話の授業

最初の自己紹介と講和では、まず「空手」とは一体何か?を児童たちに優しく説明して頂きました。児童の中に空手を習っている子もいましたので、その子にも前に立ってもらいつつ、児童たちにわかりやすく、空手について、そして武道の精神について熱く語って頂きました。イメージしやすいよう、ご自身も出ている空手の映像も使いながら、空手や武道について丁寧に説明して頂きました。

実技では主に「礼」の授業を行いました。基本的な正座の仕方から始まり、空手の立礼の仕方や、様々な種類、また空手の立ち方を行いました。先生や空手を習っている子も協力してくれましたので、児童たちも大変飲み込みが早く、かつ真剣な眼差しで授業に参加し
てくれていました。

後半では、空手の突きを教えてもらい皆で実施!また立ち方の種類を使った、体のジャンケンポンを行いました。児童たちは大はしゃぎ!

アスリートから児童生徒へメッセージ

”礼に始まり礼に終わる” 空手を通して武道の精神を体験してみよう!

武道には“礼に始まり礼に終わる”という言葉があり、試合や稽古をしても相手への尊敬を忘れない、常に相手を思いやるという意味を込め礼儀・礼節を重んじます。この精神は、特に小さいころから知れば大人になっても役に立つので、この授業をキッカケに礼の大切さを知ってもらえたらと思います。

授業のまとめ

空手を通して、講和では児童たちが大変真剣な眼差しで、実技では終始笑顔で、楽しそうに動いている姿が印象的でした。そして授業が終わるころには、目に見えて児童たちの礼がキレイになっていました。非常にメリハリがある大変すばらしい授業で、子供たちには日本の伝統空手の礼節と強さがリーチしました!

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