大切なのは自分のペースをキープすること!マラソン元日本代表・加納由理さんと一緒に3分間走

大切なのは自分のペースをキープすること!マラソン元日本代表・加納由理さんと一緒に3分間走

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
9月25日、陸上女子マラソンランナー・加納由理さんが、山梨県の禾生第一小学校にアスリーチ!
ウォーミングアップの仕方と長距離の走り方の体育授業を行いました。

爽やかな秋晴れの下、元気な5年生46名に迎えられ、たくさん体を動かし充実した授業となりました。

訪問アスリートご紹介

加納由理さん。兵庫県高砂市出身。
須磨学園-立命館大学―資生堂―セカンドウィンドAC

北海道マラソン 優勝
東京国際女子マラソン 2位
ベルリン世界陸上女子マラソン 7位
名古屋国際女子マラソン 優勝
サロマ湖100キロウルトラマラソン 女子優勝

小学生のころから陸上クラブに所属していた生粋の陸上大好きアスリートです!

学校や地域のご紹介


山梨県大月駅から富士急行線に乗って3つ目の禾生駅を降りるとすぐに校舎が見える禾生第一小学校。校門で校長先生自ら生徒におはようと挨拶をしながら受け入れられていました。明治6年に開校し、151年目を迎えた歴史ある学校です。玄関横の二宮金次郎像にもその一端を伺えます。

たくさん体を動かして実際にやってみることを体感した授業

加納さんの経歴を伺ったあとすぐに運動場へ集合し、まずは生徒主導のもと、ラジオ体操をスタート。

「効率よく走るためには上半身をうまく使うことが大切だから、もっと上半身の可動域を広げる準備運動をしましょう!」という加納さんの声掛けのもと、腕を垂直に伸ばしながら歩いたり、右と左で反対方向に回しながら歩いたり、肩もぐるぐる回したり、たくさん体を動かしました。その後はモモの裏や内腿を意識して伸ばしながらストレッチしていきました。

ランニングフォームについての指導では、「走るときには姿勢がとても大切で、下をむかず、目線を前に向けて走るようにしましょう」とアドバイスをされました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

基礎を大切に

全ての運動において体をウォーミングアップすることは大切。準備をすることはどんなことにも必要なことなのでそれを大事にしてほしい。

自分のペースで

早く走ることばかり気にせずに自分のペースを保って走ることができるように気を配ってみましょう。

授業のまとめ

最後はみんなで3分間走。みんなそれぞれ自分なりの力を出し切って走ることができました。
人と比べて、早く走ることだけがすごいと思う必要はなく、長距離走は気持ちよく走ることができたと思ってほしいという加納さんの言葉通り、皆の充実した笑顔を見ることができました。

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