「礼儀・礼節」を大切に! 空手元世界チャンピオンの鈴木雄一さんと楽しい基本稽古!!

「礼儀・礼節」を大切に! 空手元世界チャンピオンの鈴木雄一さんと楽しい基本稽古!!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
9月28日、伝統派空手の元世界チャンピオンである鈴木雄一さんが、山梨県の富士河口湖町立勝山小学校にアスリーチ!
空手を通じて武道の精神を重んじた、人間性を高める授業を行いました。

もっとも大切である「礼儀・礼節」を中心に教え、後半では空手の突きや、立ち方と受け方の授業を行い、児童たちも目一杯体を動かすことが出来ました。先生・児童たちの笑顔が終始光る、素晴らしい授業となりました!!

訪問アスリートご紹介


鈴木雄一さん。タイ国 バンコク市出身。世界空手道選手権・空手ワールドカップ・全日本空手道選手権優勝など数々の輝かしい成績を残す。日本スポーツ賞受賞者。

学校や地域のご紹介


富士河口湖町立勝山小学校 緑豊かな山々に囲まれた富士河口湖町に位置し、小学校と中学校が同じ敷地内にある学校です。なんと徒歩10分のところに、山梨県の有名スポットである河口湖があります!

実技と講話の授業

1時間目の自己紹介と講和では映像を見せながら、空手についての紹介から始まりました。
児童たちのなかで空手は「格闘」や「危険」というイメージもあったようなので、そうではなく「武道」として礼儀・礼節を重んじること。“空手に先手なし”という言葉があり、こちらから仕掛ける事は一切しなく、常に相手を思いやることを忘れないということを話して下さいました。

2時間目の実技では、空手の”礼”や“立ち方”の授業を行い、3種類の立ち方をグー、チョキ、パーで分け、体のジャンケンを行いました!児童たちがペア、または3人組となり、楽しそうに体を使う姿は、非常に迫力がありました。

そのあと、空手の突きや・上段受け・下段受けの授業を行いました。児童の1人がモデルに立ってもらいましたが、先生と受けのやり取りする姿に、みんなから「おー!」の声が!!

そして最後は“受け”と“立ち方”を両方使い、再び体のジャンケンを行いました。そ今回は先生も参加!児童・先生合わせ、様々な受けと立ち方を駆使して、大変アクティブに体のジャンケンを楽しんでいました。

授業が終わると、児童からサプライズの花束が!!先生も大変嬉しがっており、終始笑顔で、楽しく授業を終えました!

アスリートから児童生徒へメッセージ

“武道”を通して、礼儀・礼節の大切さ、感謝の心を体験してみよう

先生は授業中に”礼に始まり礼に終わる”・“空手に先手なし”などの言葉を届けてくださいました。この言葉は、試合や稽古をしても相手への尊敬を忘れない、自分からは仕掛けず無闇に技を乱用しない、常に相手を思いやる心を持つなどの意味を持ちます。これらの“武道”の精神は、特に小さいころから知れば大人になっても役に立つので、この授業が児童にとって、何か良いキッカケになればと思います。

授業のまとめ

講和では児童たちが真剣な眼差しで、実技では終始楽しそうに、笑顔で動いている姿が印象的でした。授業が終わるころには児童たちの”礼”が大変キレイになっていてビックリ!!全員が笑顔で終えた、素晴らしい授業でした!!

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