元Jリーガー 萬代宏樹さん! 子供たちの元プロサッカー選手を見る目がキラキラすぎました!

元Jリーガー 萬代宏樹さん! 子供たちの元プロサッカー選手を見る目がキラキラすぎました!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月5日、元Jリーガー・萬代宏樹さんが、新潟県魚沼市の広神東小学校にアスリーチ!
“夢”“努力”“仲間”の大切さの講義のあと、経験者、未経験者一緒になってサッカー体験授業を行いました。

学校に到着してすぐに、元気いっぱいの5,6年生とサッカー大好き先生たちに迎えられ感激した萬代さん、授業前からテンション上がりました!

訪問アスリートご紹介


萬代宏樹さん。宮城県仙台市出身。
2004年福島東高等学校からベガルタ仙台入団。その後ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ザスパ草津、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、AC長野パルセイロ、ラインメール青森といくつものチームで活躍。2021年に引退されました。

学校や地域のご紹介

広神東小学校は大自然に囲まれ、これからの季節は紅葉、冬はスキーで賑わう魚沼市にあります。とても大きな緑色の屋根の体育館がひときわ目をひきます。そしてなんと校内で2頭のアルパカを飼っているんです。

実技と講話の授業

お昼休み、清掃が終わり、5,6年生50名の子供たちの熱烈歓迎を受ける中、立派な総合ルームに登場した萬代さん、少し照れくさそうでした。

前半は、萬代さんがこれまで大切にしてきた3つのこと“夢”“努力”“仲間”についてスライドを見ながらのわかりやすい講義、そのあとの質問コーナーでは「結婚していますか?」「何でそんなに背が高いのですか?」などフランクな質問もありながら「集団に入ったとき意識していたことは」とするどい質問も飛び出し「代表合宿に呼ばれたとき、東北で1番という自負があり自信満々でいったが初めての人が苦手だったので自分から何もできなかった、そのときは、嫌われたらどうしよう、自分だけレベルが低いと思われていないだろうか、などネガティブなことばかり考えてしまっていた。しかしこれは損だと思い、以降どんどん自分から話かけて輪に入っていくようにした結果、たくさんの信頼できる仲間が増え、夢の実現に近づいていった。」と締めくくってくださいました。
そして生徒全員からのリクエストにこたえ、サイン会を行い前半の講義は終了。

後半は体育館に移動し、8チームに分かれ“ドリブル”“パス”“ミニゲーム”とサッカー実践講義を行いました。

前半の講義では大人しかった6年生も、体を動かしていくうちにどんどん笑顔になり、声も出るようになり、ミニゲームでは“ゴールが決まった人が全員とハイタッチしないと得点にはならない”というルールで、5年生、6年生、男女、関係なく照れを吹き飛ばしながらコミュニケーションをとっていました。

最後に、これぞプロという豪快なシュートを決め、子供たちから大歓声があがり、そのまま終了の挨拶となりました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

助け合って仲間ができる

まずは相手のことを考え行動し助け合うことで信頼関係ができ、いつか自分を助けてくれる“仲間”になります。

後悔しない努力をしよう

全力を出し切っての現役引退だったので後悔はまったくなかった。“もっとやっておけば良かった”と後悔しないよう努力をし続けることが大切です。

授業のまとめ


前半の講義では、緊張もあってか大人しい子供たちが多かった6年生でしたが、後半の実技(サッカー教室)で、萬代さんの発案により自分たちでチーム名を考えて発表したり、積極的にボールに触って仲間同士大きな声を掛け合えるようになり、先生方も含め全員の満足そうな顔を見ることができました。
最後、5,6年生だけでなく周りで見ていた下級生の子供たちにも囲まれてサインを書いていた萬代さん。
優しく温かいメッセージは、児童の心にリーチしていました。

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