世界陸連公認コーチ・徳田由美子さんによる“楽しむ工夫をしてみよう” より良い姿勢が身に付いて自然と速くなる走り方授業!

世界陸連公認コーチ・徳田由美子さんによる“楽しむ工夫をしてみよう” より良い姿勢が身に付いて自然と速くなる走り方授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月10日、世界陸上競技連盟公認コーチの徳田由美子さんが和歌山県の紀の川市立西貴志小学校にアスリーチ!

和歌山駅で待っていたのはなんと「UMEBOSHI DENSHA」。こちら2016年春から運行しており、車内のデザインもとても素敵でした。

訪問アスリートご紹介


徳田由美子さん。
北京アジア大会800m4位。1991年東京世界陸上4×400mリレー出場。大学時代に800m日本記録樹立。現在は東京都・埼玉県を中心に活動。世界陸上競技連盟公認コーチ資格を持ち、キッズからシニア世代までかけっこ教室や健康つくり教室を開催。

学校や地域のご紹介

和歌山県紀の川市にある須田西貴志小学校。
教育目標は「豊かな心」「確かな学力」「健やかな体」を育む
― 自ら考え主体的に行動できる感性豊かな児童の育成 ―。
この日は後日行われる陸上大会にむけ、校庭も各種陸上種目の用意がされていました。

実技と講話の授業

始めは簡単なグループ作りレク、カラダじゃんけんなどで体が温まったところで、次は音の反応、耳から聞き脳で体を動かす練習。

「より早く大きく動いてみよう!」まずは目をつぶって集中力を高め、耳に意識して、笛が鳴ったら体で大きく体を動かしてみよう!

次は、「走り出す時ってどんな姿勢?」
重心を前に、腰を曲げずに始めは体を倒すイメージで走ってみよう!

次に腕立ての状態から反応して走ってみよう!スタートの形が違うから、走れる姿勢になるまでが難しい。まずはチャレンジ!

次に細かくスキップして、ピッチを早くしよう。
小さくリズムを変えるだけでも、足の運びが良くなります。
本日はパターンを何種類か走って、質問コーナーで聞きたいことが聞けた所で授業は終了しました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

まずはやってみる、チャレンジを忘れずに!!

何事も楽しくするためには、チャレンジすることと楽しむ工夫をしましょう。自分の気持ちが苦しいこと、嫌なことも「1ついいことを見つける。」記録を更新する、高すぎる目標ではなく、超えられる目標を一つずつ登る。登れるからこそ一生懸命に楽しくなります。
どんな状態が早く走れるだろう。スタートは周りを見た方がいいかな?音を聞いて素早く動くのがいいかな?いくつかのポイントを今日お伝えしたので、1つでも自分の記録や目標を小さな事でも超えて更新し続けていくと、その努力が力になります。

授業のまとめ

偉大な記録を持った選手も、子供のころから記録が出せたのではなく、「楽しむ工夫」をしながら、継続して諦めずに続けたその先に結果として達成してきたことを伝えた徳田さん。これから夢や目標を持ち歩んでいく児童に「楽しむ工夫」の大切さがリーチしました!

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