みんなアスリートに会いたい!サッカーも教室見学も!大森健作さんの熱い訪問

みんなアスリートに会いたい!サッカーも教室見学も!大森健作さんの熱い訪問

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月4日、元Jリーガーの大森健作さんが、北海道山越郡長万部町の長万部小学校にアスリーチ!
ボールを使った体力作りやサッカーの基礎練習の体育授業を行ました。

広々とした素敵な校舎に入ると、大森さんの紹介をビデオで流しながら出迎えてくれた長万部小学校の先生方。「生徒たちもすごく楽しみにして待っていました」のお言葉に応える活気ある授業となりました。

訪問アスリートご紹介


大森健作さん。元Jリーガー。
FIFAワールドユース選手権のU-20日本代表。
Jリーグの横浜マリノス、鹿島アントラーズ、京都サンガ、コンサドーレ札幌、セレッソ大阪、徳島ヴォルティスにて、14年間現役でプレーされました。

学校や地域のご紹介


創立145年の歴史ある長万部小学校。昨年町立静狩小学校と統合し、町全域の子供たちが通う小学校となりました。函館から函館本線で2時間弱の海沿いにあるのどかな町。
現在は北海道新幹線の開通工事が行われており、交通の利便性がよくなることが期待されます。特産品は駅弁でも有名な「かにめし」。一度は本場で味わってみたいですね。

実技と講話の授業

体育館に集まった5,6年生の生徒たちに「今日は僕のことをケンちゃんと呼んでください。」と気さくに声をかけ、リラックスした雰囲気で授業がスタート。二人一組でさまざまなゲームに取り組みました。

中央のラインに向かい合って立ち、じゃんけんして勝ったら体育館の壁まで逃げ、負けたら捕まえるという追いかけっこ。
ボールを投げて相手がキャッチするまでの間に二人で手をタッチ。何回タッチできるか競争しました。

二人の真ん中にボールを置いて、1と言われたら頭、2で肩、3でお尻、ボールと言われたら相手より早くボールを取り上げる早業ゲーム。
それぞれのゲームに「相手の動きを見て合わせた動きをする」ことや「機敏な動きの訓練」「周りに目を配る」という運動の要素が含まれており、楽しみながら取り組むことができました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

夢をあきらめないで

サッカーで日本代表になる、という目標をもってやってきたが途中で何度も大きなケガをして1年間も全く練習できないときもあった。それでもあきらめずにやってきたのはそこでやめたら自分が悔しいままで終わってしまうと思ったから。うまくいかないときは必ずある。でもみんなにも是非乗り越えてほしい。

仲間の大切さ

周りのレベルの高さに自信を失っていたときに、プロの先輩から「自分の武器(強み)をとにかく磨け」と声をかけてもらった。ケガをして本当に辛かったときにはチームメイトや家族、ファンの方がずっと支えになってくれた。自分の周りの人の大切さにも気づいてほしい。

授業のまとめ


最後は7グループに分かれてカラーコーンをゴールに見立ててシュートの練習。大森さんのパワフルなシュートの見本に生徒から大歓声があがりました。大森さんがシュート練習をアドバイスしながら見てまわっていた際に、ほめてもらい嬉しそうにしていた生徒たちの姿が印象的でした。
あっという間に2時間の楽しい授業が終わり、生徒から大森さんに花束のプレゼントが贈呈されました。
今回サッカーの体育授業が受けられなかった1~4年生のクラスもサプライズ訪問。長万部小学校の全生徒に喜んでもらい、大森さんにとっても大変充実した訪問となりました。

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