元メジャーリーガー・ 五十嵐亮太さん！「みんなだってプロアスリートになれるんだよ!!」

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
１０月１０日、元メジャーリーガー・五十嵐亮太さんが、山梨県甲斐市の竜王小学校にアスリーチ！
“明るく元気な竜の子”2年生56人とボールを使った野球の基礎体験授業を行いました！

訪問アスリートご紹介

五十嵐亮太さん。北海道出身。のちに千葉県に移り、敬愛学園高校からヤクルトスワローズに入団。その後メッツ、ブルージェイズ、ヤンキースとMLBで活躍。その後日本球界に復帰してソフトバンク、ヤクルトでプレー。2020年に引退。現在は解説者として、NHK・民放各社で引っ張りだこの活躍です。

学校や地域のご紹介

雄大な富士山と八ヶ岳に挟まれた大自然の中に位置し、今年で１５１周年を迎える長い歴史と伝統ある竜王小学校。（この日は雲が多く残念ながら富士山は見えませんでした）
生徒一人一台端末やデジタル教科書を各クラスで使用し、効果的な指導及び学習効果の高揚をめざしています。
学校教育目標を『明るく元気な竜（たつ）の子』とし、「㋟助け合う子ども」「㋡強い心をもった子ども」「㋨伸びゆく体の子ども」「㋙根気強く学ぶ子ども」の育成を目指しています。

実技と講話の授業

先生の紹介を待ちきれずに登場した五十嵐さんを大きな拍手で迎えてくれた56名の竜の子たち。

最初は隣りのお友達と話をしたり、下を向いている子供もちらほらいましたが、
「そうそう！」「うまいねぇ！」「上手！」「素晴らしい！」「やるねぇ！」など終始褒めて会話をしながら授業を進めていくと、子供たちはどんどん表情が明るくなり、声が出てきて、集中するようになってきました。

ウォーミングアップもゲーム要素を取り入れることにより、笑いが絶えず楽しく飽きないトレーニングになりました。

「用意はいいですか？」という投げかけに「はーい！」ときちっと挨拶ができる子供たち、
とても素晴らしかったです。

“じゃんけんダッシュ”では、楽しいだけでなくしっかり“競う”ということも教え、悔しがる子どももたくさんいました。

最後に、キャッチボール、ティーバッティングを行ったのですが、ボールの握り方や投げ方、バットの握り方や立つ位置もわからない野球を初めてやる子どもには、優しく手取り足取り投げ方、打ち方をフォローし、しっかり形になっていきました。

「ナイスバッティング！」と声をかけられた子どもは満面の笑みを浮かべて何度もバットを振っていました。

授業終了後、全員で記念写真を撮り、あっという間の2時間でした。

※自ら写真を撮り、編集をし、毎日学校HPに投稿しているという校長先生。
ティーバッティングでは、五十嵐さんの無茶ぶりに会心の一打で応え、生徒や五十嵐さんから大歓声と拍手をもらっていました。
我々が学校を出たのが10:45、なんとその15分後にはこの日の投稿がアップされていました！
アスリート派遣特別授業 – 竜王小学校 (city-kai.ed.jp)

アスリートから児童生徒へメッセージ

運動を好きになりましょう！

「野球選手がどういう練習をしてきたか」、ほんの少しですが、一緒に体験してもらいました。今日をきっかけに、運動の楽しさや野球に興味を持ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

授業のまとめ

帰り際、五十嵐さんに一人の生徒が自分の胸の名札を指さして「俺の名前覚えておいてください！絶対プロ野球選手になるので！！」と一言！
彼は十数年後、どこのスタジアムに立っているのだろう。。。