元パラリンピック車いすバスケットボール日本代表・根木慎志さんによる“応援を力に変える”笑顔になる体育授業!

元パラリンピック車いすバスケットボール日本代表・根木慎志さんによる“応援を力に変える”笑顔になる体育授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月4日、元パラリンピック車いすバスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志さんが新潟県の加茂市立須田小学校にアスリーチ!
今回は10台の競技用車いすを準備して、体験授業が行われました!

訪問アスリートご紹介


根木慎志さん。岡山県出身。シドニー2000年パラリンピック車いすバスケットボール日本代表キャプテン。東京2020 オリンピック・パラリンピック競技の選手村副村長。現在は日本パラリンピアンズ協会・副会長、日本財団HEROsアンバサダーを務める。

学校や地域のご紹介

新潟県加茂市にある須田小学校。【いつでも どこでも 一人でも「須田小笑顔でぺこり」をわすれません】が須田っ子のやくそく!
やくそく通り、朝から笑顔で挨拶をしてくれる児童が多いのが印象的でした。

実技と講話の授業

体育館に入ると既に用意された競技用車いすを見ると児童はワクワクした表情!

いよいよ根木さんが登場し、大切にしている事「出会った人と友達になる、今日は友達になろう」と話をした後、次は…「車いすでシュート、見たい??」の問いに初めは小さな声だった児童も、最後は先生も含めて大きな声で「見たいー!!」とリクエスト。

そこで今回の「応援を力に変える」実演が始まりした。
まずはシュート、入ると「すごーい!」外れると「あぁ…」皆が熱心に応援しているからこそ、歓声があがります。さらに「スリーポイントシュート、難しいよね?見たい?」の問いに一同「見たいー!!」 応援の声は大きくなり、決まると更に大きな歓声があがりました。

次は、チームに分かれて車イスリレーの時間です。
自分で乗ってみよう!自分でチャレンジしてみよう!

最後はミニゲーム!挨拶から始めます。
ボールを持ったら、大切なのは車いすを動かすこと、周りを見て味方にパスをつないでみること、色々チャレンジしてみよう!そして見ているこどもたちも声を出して友達を応援してみよう!

今回は特別ルール。コートからボールが出たら、手を上げて「はい!はい!」アピールして
一番元気な子にボールが渡されます。こどもたちは果敢にゴールを目指します!

アスリートから児童生徒へメッセージ

失敗を恐れずチャレンジしよう!

できる出来ない関係なしに、どんどんチャレンジしていきましょう。チャレンジをしない限り、絶対に成功はしません。

「応援」に感謝しよう

自分が誰かを応援をできる、自分も応援してもらって過ごしている、「応援」ってどこかで教えてもらったことではなく、頑張っている姿を目の前に自然と後押ししたい心の声が本当の声になる。自分が誰かを応援するように、自分もたくさんの周りの先生・友達・家族に自然と応援してもらっている。応援してもらうと力になるし、何より嬉しい。その思いを知っていると自分も目標にチャレンジできる。「応援」に感謝しよう。

授業のまとめ

障害とはなんだろう?
誰しも出来ること、出来ないことがあり、出来ないことが出来るようになれば、大変なこと、困難なことでも笑顔が生まれる。出来なくて悲しいと思う気持ちが「心の障害」となることもある。
困っている友達がいたら応援しよう!助けよう!できる出来ない関係なしに、みんなで応援し、応援してもらいながら、どんどんチャレンジしていきましょう。この授業を通じて、
「失敗を恐れずチャレンジすること」「ともに励ましあい、応援すること」の大切さを教えていただきました。みんなと友達になりました。困ったことがあったらいつでも相談してね!という根木さんの言葉が子供たちの心にリーチしました。

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