陸上800m元日本記録保持者・徳田さん「出来なくても大丈夫!諦めない、継続が大切」を伝えるかけっこ授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月11日、陸上800m元日本記録保持者の徳田由美子さんが和歌山県の和歌山市立有功東小学校にアスリーチ!
目次
訪問アスリートご紹介
徳田由美子さん。800m元日本記録保持者、91年東京世界陸上日本代表。
世界陸上競技連盟公認コーチ。現在はキッズからシニア世代までかけっこ教室や健康つくり教室を開催。参加者に合った楽しくカラダを動かすコツを伝えています!
学校や地域のご紹介
和歌山県和歌山市にある有功東小学校。
高台にあり、学校からの眺めは写真の通り、遠くまで見渡すことができます。学校のみんなの合言葉「世界一素敵な学校を一緒に作っていこうね」の言葉通り、校長先生、担任の先生、児童の皆さんが元気で明るい素敵な学校でした。
実技と講話の授業
まず初めに「日本・世界の記録って知ってるかな?」、「例えば砲丸投げはボーリングの16ポンドと同じ重さの鉄の球をこれだけ遠くに飛ばせるんだよ!」(日本記録:18m85cm)、と陸上競技について話した徳田さん。児童達はとても素直に驚いていました。
次は肘と膝をつけてジャンプ!できるかな?
自分はどこまでできるか、まずはチャレンジ。
楽しく瞬時にカラダを動かす「カラダじゃんけん」。最後の一人に勝ち残るまで、全員が全力で取り組みます。
次に「走るのは何が大事?」と問いかける徳田さん。どんなに足の回転が早くても、歩幅が広くても、姿勢が良くないと走り続けることができません。徳田先生の姿勢をお手本にして、やってみます。
繰り返し、意識するポイントを教えてもらうと、みんなはすぐに吸収してくれます。
これを継続していくと、運動が楽しくなります。できる!喜びがさらに意欲につながっていました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
今を大切に、一生懸命!
自分の命はたくさんの奇跡の確率で産まれ、今を生きています。今、夢や目標がまだ見つけることができていなくても、できないことにも挑戦して、頑張ってください。
児童から「先生のサインもらえたら、早く走れそう!サインお願いします!」の声。近々ある運動会のリレー、早く走れるといいですね!
授業のまとめ
初めは「走るのが苦手」と手を挙げていた児童も最後は笑顔で走っている姿が印象的でした。
諦めないこと、続けることが大切、そして時に自分が苦しくなった時は休むことも大事です、と話した徳田さん。今回の授業は素直なチャレンジ意欲にリーチしました!