世界陸上日本代表・長田拓也さんによる速く走るためのコツを学ぶ授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、2015年世界陸上にも出場した長田拓也さんが神奈川県・鎌倉市立深沢小学校にアスリーチ!
まずは皆でスキップ!
身近に知られるスキップですが、「遠く前に飛ぶイメージ」を体に覚えさせることができる非常に重要な動きです。
次に、スタートの確認!
ここで長田さんから児童たちに問題。
「スタートの際に主に力を入れて地面を蹴るのは前足?それとも後ろ足?」
ほとんどの児童や先生方が後ろ足と回答する中で、正解は前足!一見後ろ足のバネでスタートするように思えますが、後ろ足で地面を蹴ろうとすると進む方向の逆の方向に体の重心が傾いてしまい、十分な力が発揮されません。実際に児童が試してみると「本当だー!」という声が多く飛び交っていました。
いよいよ短距離走!
児童たちは長田さんのアドバイスを意識し、練習の成果を発揮しようと尽力していました。実技の最後には、長田さんと競争する機会もあり、児童たちは陸上の魅力を知ることができた授業になったと思います。
講話では、「目標を持って継続すること」「考えて行動すること」を伝えられました。
長田さんは小学校から陸上を始め、21歳という成人しきった時点で日本のランキングは約100番目でした。そこからさらに速く走るためにはどうすれば良いか考え、姿勢やスタートの仕方を改善していきました。その結果、日本のランキングで2番目となり、世界陸上に出場しました。この漫画のような話に児童たちは目を輝かせていました。