ポイントは足裏!?現役フットサル・筏井りさ選手によるボールを使った体育授業!

ポイントは足裏!?現役フットサル・筏井りさ選手によるボールを使った体育授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月10日、なでしこリーグで活躍し、現在フットサル選手として日本代表にも選ばれた筏井(いかだい)りささんが大阪市立大領中学校にアスリーチ!
サッカーとフットサルの違いや、初めてボールを蹴る人でも楽しめる体育授業を行ました!

授業の前に先生から「今日はみんなに何かを感じ取ってほしい」という、アスリーチに申し込んだ時の“想い”が伝えられました。その気持ちにこたえるように、真剣に授業に取り組む生徒たちの姿が印象的な授業でした。

訪問アスリートご紹介


筏井りささん。元サッカー選手、現フットサル選手。
兄の影響で小学生から始めたサッカーで日本代表を目指し、なでしこリーグで活躍。日本代表の夢は果たせないまま引退しましたが「やっぱりボールを蹴るのは楽しい!」とフットサルに転向。そこで日本代表という夢を果たしました。

学校や地域のご紹介


大阪市住吉区、Jリーグも行われるスタジアムが近くにある長居駅から徒歩5分程の住宅街にある中学校です。昭和53年4月に大阪市立住吉中学校より分離独立し、住吉区で第7番目の中学校として創立されました。

実技と講話の授業


先生の紹介で登場した筏井さんを拍手で迎える生徒たち。元気よく挨拶したら、早速授業の開始です!まずはみんなで準備運動。準備運動は自主性を重んじて、体育係の生徒たち主導で進めてもらい、筏井さんもいっしょに体操をします。

体をほぐした後は、ボールの蹴り方のレクチャーです。サッカー部のメンバーに出てもらい、筏井さんとパスをしながら蹴り方やサッカーとフットボールの違いなどを説明していきます。ちょっと緊張気味のサッカー部員でしたが、上手なパスに大きな拍手が起こりました。

「ボールを蹴る前に、ちょっとしたゲームをしよう!」という筏井さんの合図の元、ボールを手でパスして後ろの人に渡していくゲームが始まりました。チーム対抗戦なのでみんな負けじとボールを運んでいき、1~3位までのチームには拍手が送られました。

いよいよボールを蹴る授業です。向かい合った生徒同士で、初めはパス、次にドリブル、そしてディフェンスとオフェンスなど、どんどんレベルアップしていきます。そのたびにコツを伝えていく筏井さん。どんどんとみんなの動きが良くなっていくのがわかりました。「フットサルはこうやって足裏も多く使います!」筏井さんの足技に生徒のみんなはくぎ付けになっていました。

そして試合形式です。体育館に2つのコートを作って男子と女子でそれぞれ試合を行っていきます。筏井さんもいろんなチームに合流しながら試合が進んでいき、それぞれのコートで歓声や掛け声、そして笑顔がたくさん生まれていました!

そして筏井さんから講話の時間です。はじめに筏井さんの紹介を兼ねて、ご自身が出場されたサッカーやフットサルの試合の動画が映し出されます。映像でシュートが見事に決まると大きな歓声が生徒から上がっていました。最後に筏井さんから夢や目標の大切さの話があり、みんなで集合写真を撮って授業が終了となりました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

次の目標を立てていこう

私はサッカーで日本代表をめざしていましたが、その夢はかなわず引退をしました。でも次にフットサルで日本代表になろう!と目標を立てると力が湧いてきて、叶えることができました。目標は力になります。みなさんも目標とたてて、叶わなかったとしても次の目標をもってください。

ひとのつながりが大切

サッカーを引退した時、それまでどれだけ多くの方々に支えられていたか、ということに気づきました。フットサルに転向してからも多くの人に支えられています。みなさんもひととのつながりを大切にしてください。

授業のまとめ

先生から「何かを感じ取ってほしい」という話から始まった授業でしたが、なでしこリーグで活躍され、現在でもフットサルで挑戦し続ける筏井さんから、挑戦することや目標を持つことなど、たくさんのことを生徒たちは感じ取れたと思います。

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