五輪メダリストによる全身エクササイズ!初めての運動に子供たちは積極的にチャレンジ!

五輪メダリストによる全身エクササイズ!初めての運動に子供たちは積極的にチャレンジ!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月13日、競泳・ロンドン五輪銅メダリストの加藤ゆかさんが、山梨県山梨市立八幡小学校にアスリーチ!
全スポーツに共通するようなエクササイズの体育授業を行ました。

先生の紹介で児童の前に登場した加藤さん。元気な挨拶で授業始まりました。

訪問アスリートご紹介


加藤ゆかさん。愛知県出身。
桜丘中学、高校を卒業し山梨学院大学に進学。
大学4年生の2008年北京オリンピック出場。2012年ロンドンオリンピックメドレーリレーで銅メダル獲得。
現在は板橋区役所スポーツ振興課でスポーツプロモーターとして働きながら、全国各地で水泳の普及などに携わっています。

学校や地域のご紹介


JR山梨市駅から車で約10分ほどのところにある山梨市立八幡小学校。
創立86年を迎え、学校の前にはブドウ畑が広がっていました。
先生に話を聞きますと、児童はとにかく勉強も、運動も全力でぶつかっていく子が多いと教えてくれました。今回の授業でもそれを感じることができました。

実技と講話の授業


おはようございます!と元気いっぱいな挨拶で始まった授業。体育館には4年生、6年生が集まりました。加藤さんが水泳やってる人―?と聞くと児童の数名が手を挙げていました。中にはジュニアオリンピックに出場している児童もいて、加藤さんは頑張ってねとエールを送っていました。

最初は講話の時間。加藤さんは0歳のころからプールに行っていたそうで児童たちからはえー!と驚きの声が上がってました。加藤さんがどういった競技人生を歩んできたのか、壁にぶつかったときはどうやって乗り越えてきたのかなど沢山の経験を児童たちに話していました。児童たちも真剣な表情で聞き入っていました。何事にもチャレンジしてほしい。苦手なこともやってみたらできることもあるかもしれないよとメッセージを送っていました。

講話の最後はみんなでメダルを触ってーいいよーと加藤さんがオリンピックで獲得したメダルを児童、先生が触り、パワーをもらったところで終了しました。

実技に行くまでの休憩時間。加藤さんは大人気。児童たちに囲まれていました。がっちりと児童たちの心をつかんでいる瞬間でした。

後半は実技の時間。水泳は全身を使ってやるスポーツ、だから全身を使い、なおかつ水泳以外にも生かせるようなエクササイズを行いました。加藤さんが見本を見せるとすごい、できないよーなど様々な声が聞こえてきましたが、何事にもチャレンジだよーと加藤さんから声が飛ぶと、児童たちは全力でチャレンジ!チャレンジしていくうちにどんどん上達していました。

周りから見ているとそこまできつくなさそうな動きでも、児童たちからは汗が流れる場面も見えました。全力で取り組んでいるところが見えました。児童たちは常に明るく、笑顔で授業を受けていました。

実技の後は質疑応答、最後は児童たちから感謝のメッセージ。児童からはつらくなったら、加藤さんのように家族、仲間に相談し夢に向かって頑張るという言葉が出てきました。まさに加藤さんの気持ちが伝わっていた瞬間でした。終始笑顔が絶えない2時間の授業は拍手で終了しました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

嫌な事でも楽しく

自分が苦手な事、嫌いな事これから出てくるかもしれない、それでも楽しくチャレンジしてみること。そうすれば結果が変わってきます。

何事にもチャレンジすること

苦手なバタフライに挑戦してオリンピックでメダルを取ることができた。
苦手だからやらない。嫌いだからやらない。ではなくそれでもやってみる。
考えて行動する。夢を持ち続けて何事にもチャレンジしてみてください。

授業のまとめ

授業が終わっても加藤さんは大人気。控室まで児童のみんなと移動をし、大サイン会!やったー!部屋に飾る!など授業同様笑顔があふれていました。そのあとはみんなで写真を撮り児童たちとお別れをしました。八幡小のみんなはとにかく楽しそうに授業を受けていました。加藤さんの話も聞き入るように真剣に聞いていました。
加藤さん、児童たちで作り上げた素晴らしい空間がそこにはありました。

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