校庭がクロカンコース!!現役・相山慶太郎選手もうらやむ環境で陸上授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月17日、現役陸上選手・相山慶太郎さんが、新潟県の上越市立中郷小学校にアスリーチ!
陸上競技の体育授業を行ました。
目次
訪問アスリートご紹介
相山慶太郎さん。千葉県出身。
専門は400mで、全日本実業団選手権4×400mリレー優勝などの経歴を持つ現役選手であるほか、第100回箱根駅伝出場を決めた母校・駿河台大学で駅伝部のコーチも務めています。
学校や地域のご紹介
直江津駅から妙高はねうまラインで約30分の二本木駅が最寄りの中郷小学校。グラウンドから丘がつながっており、校庭からクロスカントリーに出られるという、陸上選手にとってたまらない環境です。クロカンコースを使って秋まではランニング、冬には学校の授業でクロスカントリースキーを行うそう。冬は3mを超える積雪になるとのことでした。
実技と講話の授業
まずは自己紹介。400mの自己ベストが47秒台、これを50メートルごとで割ると「5.9秒です」、という分かりやすい例えに「速すぎる!」との声が上がっていました。
陸上で、一番大事なものはクイズ、四択「姿勢」?「足の動かしかた」?「腕の振り方」?「スタート」?
正解の「姿勢」に半分くらいの児童が大正解!良く走っているだけあり、陸上に詳しい予感がします。
その姿勢、大切なポイントは3つ。『背中を伸ばす』『足の位置は体の真下』『つま先をまっすぐ』を意識する練習を行います。
続いては足の動き。
『ストライドを伸ばす』『足の動きを速くする』『ストライドと速さのバランス』、これらについても実践です。
さて、足を学んだら腕の練習です。
『手は顔の前』『肘は下におろす』、ポイントを教えてパート練習です。
最後に、スタート練習。
中には手と足が揃ってしまう児童もちらほら。手と足は逆、スタートダッシュの練習をして、授業はあっという間に終了の時を迎えました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
毎日の積み重ねを大切に
今日教えたことを、ぜひ続けてみてください。そしてお進め練習は、なわとびです。なわとびには、走るのが速くなるのに必要な要素が詰まっています。
いきなりは、速くなりません。コツコツと続けてみてください。
授業のまとめ
相山さんもうらやむ環境の中郷小学校。陸上競技とクロスカントリースキーで足腰を鍛えた児童が、いつか陸上競技で活躍する日が来るのではないか、そんなことに想いを馳せられる2時間でした。多数のトンボが飛び交うグラウンドで、相山さんの確かな教えは子供たちにリーチしていました。