元プロ野球選手・米野智人さんによる「なりたい自分を見つける」授業!

元プロ野球選手・米野智人さんによる「なりたい自分を見つける」授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月23日、ヤクルト・西武・日本ハムで活躍された元プロ野球選手・米野智人さんが、大阪府堺市立榎小学校にアスリーチ!
ボールの投げ方、力の伝達、身体をコントロールすることの体育授業を行ました。

晴天のグランドに拍手で迎えられた米野さん。青空の元2時間の授業が始まりました。

訪問アスリートご紹介


米野智人さん。北海道出身。
北照高校からヤクルトスワローズに入団。その後、西武、地元日本ハムで活躍。
元々キャッチャーでしたが持ち前の打撃と運動能力を生かして内野手外野手でも出場。
類稀な運動神経で17年間プロでプレーをしたアスリートです。

学校や地域のご紹介

堺東駅から徒歩約8分。住宅街の一角にある榎小学校。
全校生徒は900人弱ととても生徒数の多い学校です。校長先生に話を聞きますと、学校全体で体育に対する意識がとても高い学校で、授業でもそんな一面が見られました。

実技と講話の授業

青空のグランドに集まった6年生役150名。まさに青空教室。朝の全校集会で校長先生から今日は米野さんが来ますと聞いたほかの学年の子も教室から拍手で迎えてくれ、まさに全校生徒に迎えられた米野さん。

まずは自己紹介から。榎小学校の児童たちは野球が好きな児童が多く17年間プロで活躍された米野さんの話に児童たちは聞き入っていました。夢をもって、チャレンジすること。なりたい自分を見つけてそれに向かうこと。など数々のメッセージが送られました。

講話が終わり実技の時間。準備運動がてら堺っ子体操を披露してくれました。この地域の子供たちはみんなできるといいます。見事にそろった堺っ子体操に米野さんから拍手!

そして実技へボールの投げ方、ボールへの力の伝達の仕方を中心に行われました。チャレンジすることが大事といわれた児童たちは果敢に挑戦していました。

米野さんから野球、ソフトボール経験のある子は見本を見せて!と米野さんと夢のキャッチボールの時間。なんとその中には堺市ソフトボール投げ1位の児童も。米野さんも「おし!元キャッチャーとして座るわ!」とまさかのピッチング練習。堺市1位とあって放たれるボールは小学生と思えないほどの剛速球。米野さんも驚いていましたが、さすがは米野さん。数々の名投手の球を受けてきた一流のキャッチング技術で球を受け止めていました。

最後は約50メートルの米野さんによる遠投の披露。現役時代、強肩と言われていた遠投力を披露し、児童代表の2名もナイスキャッチをして、大拍手が起きて実技授業は終了しました。最後は質疑応答の時間。児童からは沢山の質問がされました。米野さんはすべてに答えてくださり、青空の下、みっちり2時間の授業を終えました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

なりたい自分を見つける

なりたい自分のど真ん中を見つける。それを見つけたら勝ち。夢中になれる。夢中って疲れないし時間も忘れてしまう。だから夢中になれるものを見つけてください。

成功より成長

今のうちにたくさんの失敗をしてください。今はどんどん挑戦して失敗して成長をしてください。

授業のまとめ


授業が終わり米野さんの元には授業を受けていない他学年の児童たちが集まり、なんと大サイン会が開催!児童からは沢山の笑顔があふれていました。100名以上にサインを書いてくれた米野さん。授業を担当した6年生だけでなくみんなを笑顔にしてくれました。
熱いメッセージと楽しい実技の授業。とても温かい空間がそこにはありました。

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