恥ずかしがらずに挑戦!元Jリーガー萬代宏樹さんによる夢の授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月20日、元Jリーガー・萬代宏樹さんが、富山県、富山市立大久保小学校にアスリーチ!
サッカーを通し体力向上、技術向上の体育授業を行いました。
児童たちはとにかく元気いっぱいで終始活気のある授業でした。
目次
訪問アスリートご紹介
萬代宏樹さん。宮城県仙台市出身。
2004年福島東高等学校からベガルタ仙台へ入団。その後ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ザスパ草津、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、AC長野パルセイロ、ラインメール青森といくつものチームで活躍。2021年に引退されました。
学校や地域のご紹介
富山駅からバスで30分ほどのところにある大久保小学校。学校の前には畑もありました。
校長先生に話を聞きますと、微増ながら毎年生徒数は増えているらしく、校舎、グランドも広々としていて、廊下を歩いていても子供たちの声が聞こえてくるとても活気がある学校でした。
実技と講話の授業
体育館に集まった5年生の児童たち。元気な挨拶で授業が始まりました。まず初めは萬代さんの自己紹介。現役時代18年に渡り数々のチームを渡り歩き活躍してきた萬代さんの経歴を紹介するとすご!などの声が上がり、現役時代の動画を見ると拍手が起こりました。
自己紹介、経歴を終えると早速実技に入ります。
アップがてら手をつないでゲームをしたり、ドリブルの練習をしたり体を動かし始めました。アップが済むと8チームに分かれドリブルリレー対決!萬代さんからチーム名教えて!と突然言われましたが、児童たちはユニークで面白いチーム名がたくさん出てきました。
リレー対決がスタートすると萬代さんも驚くほど、みんなドリブルが上手でした。チームメイトを全力で応援する姿、勝った時に喜ぶ姿がとても気持ちよかったです。
リレー対決が終わると次はシュート練習。担任の先生たちもサッカーをしていたり、指導をされているということで見本を見せてくだり見事なシュートでした。萬代さんもさすがプロ!というような力強いシュートに大歓声が上がりました。
児童たちも見本のように、力強いシュートをたくさん蹴りこんでいました。
最後はいよいよ試合の時間。萬代さんから点を決めるのも大事だけど、できなくても苦手でも挑戦すること。とメッセージが送られ試合がスタート。試合に出ていないチームはコートの周りで全力応援。児童たちは萬代さんの言葉通り積極的にボールを触りに行っているように見えました。ゴールが決まった際にはチームみんなでハイタッチをしたり大盛り上がりを見せました。常に元気いっぱいで笑顔があふれた2時間の授業はあっという間に終わりました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
挑戦すること
過去自分自身が、恥ずかしがって後悔したことがあった。あの時こうしたらよかった。また変わった人生があったのかなど思ってしまうことがあった。だからみんなは後悔しないために恥ずかしがらずに何事にも挑戦してみてください。
授業のまとめ
とにかく元気いっぱいな大久保小学校の児童たちでした。授業の終わりにはほとんどの生徒が楽しかったと言っていました。萬代さんのサッカーを通して挑戦することの大切さ、仲間に感謝することの大切さ、何より少しでもスポーツというものを好きになってほしいという気持ちが詰まった2時間の授業でした。