元マラソン日本代表・小幡佳代子さん「土台が大切!積み重ねることで楽しさが増す」ランニング授業!

元マラソン日本代表・小幡佳代子さん「土台が大切!積み重ねることで楽しさが増す」ランニング授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月23日、元日本代表マラソン選手の小幡佳代子さんが山梨県の上野原市立上野原西小学校にアスリーチ!

訪問アスリートご紹介


小幡佳代子さん。神奈川県平塚市出身。小学時代はソフトボール、中学時代にバレーボールを経験し、高校から陸上競技を専門的に始めてインターハイ、国体、全国高校駅伝に出場。大学卒業後マラソン選手として国内大会はもちろん多数の海外レースや世界大会を経験。1999年世界陸上セビリア大会女子マラソン8位入賞、日本女子団体戦金メダル、2006年ドーハアジア競技大会女子マラソン銅メダルを獲得。

学校や地域のご紹介


山梨県上野原市にある上野原西小学校。閑静な住宅街「コモアしおつ」にあり、JR中央線四方津駅からは,コモアブリッジというエレベーターが近道!行きは歩いて紅葉を見ながら20分歩いて向かいましたが、帰りはコモアブリッジで四方津駅に向かいました。

山を切り開いて造られた住宅街なので,その端に位置する学校からは「御前山」をはじめ地域の自然豊かな景色を一望できます。

実技と講話の授業

授業の初めは小幡先生の自己紹介。
たくさんの練習で行ったことのある国名をみて、「すごーい!!」

次に出場した大会、世界陸上の日本女子団体戦金メダルの実物をみて、
「えー本物??」「金メダル、かっこいい!」さらに大歓声が!

いよいよ実技の時間、足首を持って歩くことはできるかな?
少し歩きにくそうな児童も工夫して挑戦していました。

段々と体が温まってきたところで、「ねずみ・ねこゲーム」
「ね、ね、ねずみ」でねずみチームは逃げて、ねこチームは捕まえて!
「ね、ね、ねこ」でねこチームは逃げて、ねずみチームは捕まえて!
早く逃げて捕まらないように、先生の掛け声に耳を澄まして聞いていました。

最後はチーム戦!小幡先生とじゃんけんをして
「かち」でダッシュ!
「あいこ」でスキップ!
「まけ」で後ろ向きで走る!
途中、児童が勝つ場面も多く、思いっきりダッシュしていました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

積み重ねが大切です!

「マラソンはどのぐらい走るか知っていますか?」。42.195km走りきるために様々なトレーニングをします。2時間30分走り続ける体力・精神力が必要です。そのために3~4ヶ月かけて本番を迎えます。トレーニングはまさに「積み木」で土台が大切。皆さんも出来たこと、出来なかったことに一喜一憂せず、積み重ねの時間を大切にしてみてください。

授業のまとめ

小幡先生の学生時代の夢は「学校の先生でした」。
一生懸命に自分の好きなことを続けたことで、「今はマラソンの先生として夢を叶えることができました。皆さんも夢中になれることを見つけて楽しんでください」という小幡さん。
今回の授業は頭と体を動かし、仲間と協力することで運動することの楽しさにリーチしました!

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