みんなで楽しむ!これが大事!元Jリーガーによるサッカー特別授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月9日、元Jリーガー・萬代宏樹さんが、茨城県・東海村立村松小学校にアスリーチ!
仲の良い5年生全児童が、グラウンドでめいっぱい楽しみながら授業を受けました。
目次
訪問アスリートご紹介
萬代宏樹さん。宮城県仙台市出身。
2004年福島東高等学校からベガルタ仙台へ入団。その後ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ザスパ草津、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、AC長野パルセイロ、ラインメール青森といくつものチームで活躍。2021年に引退されました。
学校や地域のご紹介
茨城県の水戸市から北東約15kmの位置にあり、全国の村では2番目に人口が多い東海村。東海駅から徒歩20分ほどのところにある村松小学校は、吹奏楽部がとても盛んで、学校の入口にはたくさんのトロフィーや賞状が並んでいました。
実技と講話の授業
授業の始まりをワクワクしながら教室で待つ5年1組36名の児童たち。先生の紹介で萬代さんが教室に登場します。そしてはじめに「この時間は僕が体育の先生になりますね。ばん先生って呼んでください!」この一言で児童たちの緊張が解けて、明るい雰囲気に包まれました。
自己紹介のビデオの中でシュートを決めるシーンや日本代表のユニフォームで長友選手と出ているシーンを見て、児童たちから歓声が上がります。
地元水戸ホーリーホックに在籍していたことや、数多くのクラブに所属し、日本代表も経験している萬代さんの経歴を聞いて、「すごい人にこれから教えてもらえるんだ!」という期待で胸いっぱいのままグラウンドに移動して実技の授業に移ります。
晴天の元、広いグラウンドでサッカーボールを使用した授業の始まりです。
まずはウォーミングアップとして“ボールを使った鬼ごっこ”で体を温めます。3メートル四方程度の中で行う鬼ごっこに慣れない児童はなかなかうまくできません。
1回やったあとに“ばん先生”からアドバイスがあります。そしてもう1回戦。コツをつかんだみんなは声を上げながら楽しそうに行っていました。
そしてドリブルやパスの練習になります。
1回やってみて、どうしたらうまくできるか考えてもう1回同じ練習をします。そうすることでどんどんボール使いがうまくなっていく児童たち。
そしてシュート練習です!
途中で“ばん先生”がキーパーになったり、時間内たっぷりシュート練習を行いました!
“ばん先生”のシュート見本では大きな歓声があがりました!
そして授業の締めは、3チーム総当たり戦での試合です。
児童たちは今日習ったことを実践しながらゲームを楽しんでいました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
恥ずかしがらない
いろんな頃に恥ずかしがらずにどんどんチャレンジしよう。失敗やミスなんて恐れなくていいし、まわりの失敗やミスを指摘する必要もないです。
みんなで楽しむ!
みんなで楽しむことがとても大切です。サッカーはチームプレー。誰かひとりかけてもうまくいかない。サッカーでなくても、得意じゃない人がいれば得意な人が助ければいいし、どんなこともみんなで楽しくやっていこう!
授業のまとめ
ひとつのことを実践したら「どう感じた?」「どうしたらうまくできる?」など問いかけて、児童に考えてもらい、次につなげる。その繰り返しでどんどん成長する児童たちの姿がありました。“ばん先生”との特別授業は深く児童たちの心にリーチしていました!