富士山の麓で体を思いっきり動かしました!19回日本一に輝いた元Vリーガー大山未希さんによるバレーボール授業

富士山の麓で体を思いっきり動かしました!19回日本一に輝いた元Vリーガー大山未希さんによるバレーボール授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月14日、元インドアバレーボール・元プロビーチバレー選手の大山未希さんが、静岡県立富士特別支援学校富士宮分校にアスリーチ!

今回は富士宮分校の隣にある富士宮北高等学校の体育館をお借りして、1年生18人が時間いっぱい体を動かした特別授業となりました。体育館の奥には雄大な富士山の姿がありました。

訪問アスリートご紹介

大山未希さん。”パワフルカナ”と呼ばれた大山加奈さんの妹。小学校5年生の時に全日本バレーボール小学生大会(ライオンカップ)で優勝し全国制覇してから、中学、高校そしてVリーグなどで通算19回の日本一を経験しました。現在はバレーボールの普及活動をしています。

学校や地域のご紹介

静岡県富士市にある富士特別支援学校の分校として平成23年に開校した富士宮分校。
富士山の麓、富士宮市の富士宮駅からバスで13分程の場所にあります。
分校の入口には生徒たちの作った作品がたくさん展示してありました。

実技と講話の授業

「ようこそ富士宮分校へ!! 大山未希さん」という手作りポスターで出迎えられた大山さん。
授業のはじめに、どのくらいのボールを打つのか見てみる?という大山さんの言葉で、先生方に大山さんのボールを受けてもらうことになりました。

先生方がチャレンジし、見事レシーブできた時は生徒から拍手が送られました。
そして生徒の希望者にもレシーブを受けてもらうことに。数名の生徒が名乗りをあげてレシーブ体験を行いました!

レシーブ体験の後にはボールの扱いに慣れるためにさまざまな練習をしていきます。

ボールを高くあげてその間に10回手をたたいてキャッチする、ワンバウンドしたボールで雪だるまを作る。大山さんの合図でボールを取りあうなど、ゲーム感覚でボールに慣れていきます。

ボールに慣れたところで、パスの練習に移ります。

オーバーパス、アンダーパスと、大山さんのアドバイスをしっかり聞きながら練習をしていきます。なんでもここしばらくの体育の授業はバレーボールの練習をしていたそうで、パスの練習を楽しそうに行っていました。
続いて、スパイクの練習です。まずは大山さんのお手本を見せていただき、そのパワーに生徒たちから大きな歓声が上がりました!

そして生徒たちも次々スパイクの練習をしていきます。

実技の締めはコートに入って試合です。今まで練習したことを思い出しながら行います。

体を動かした後に大山さんからお話があり、たっぷり体を動かした特別授業が終了しました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

なんでもチャレンジしてみよう

バレーボールを引退した後に、もともと人前に出るのが好きな私は女優にチャレンジしてみたこともあります。気になったことはなんでもチャレンジしています。みなさんも「自分には無理だ」とは思わず、気になったことにはどんどんチャレンジしてみてください。

何かあったら体を動かしてみよう

体を動かして汗をかくと、嫌なことも一緒に流れていきます。スポーツはもちろん、散歩だけでも気分転換になるので、何かあったら体を動かして、体も心も健康にしてください。

授業のまとめ

大山さんが来ることをとても楽しみにしていた生徒たち。出迎えのポスターを手作りしたり、少しでもついて行けるようにバレーボールの練習を頑張ったりしていたそうです。最後にサプライズで大山さんへ感謝の気持ちとして自分たちで作ったプレゼントまで!そんな生徒たちの想いと、大山さんのスポーツを楽しんで欲しいという想いがお互いの心にリーチした授業となりました。

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