“ほっちー”と一緒に新体操!元フェアリージャパン坪井保菜美さんによる特別授業!

“ほっちー”と一緒に新体操!元フェアリージャパン坪井保菜美さんによる特別授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月21日、新体操・北京オリンピック日本代表の坪井保菜美さんが、山形県新庄市の日新中学校にアスリーチ!
テレビでは見たことがあるけれど間近で触れることがなかった「新体操」を、映像や実技を交えて生徒たちに体験してもらいました。

訪問アスリートご紹介

坪井保菜美さん。
岐阜県出身。初代フェアリージャパン(新体操団体)として2008年の北京オリンピックや多くの世界大会に出場し、現在は新体操指導、絵を描くアーティスト、ヨガインストラクター、タレントなどマルチな活動を続けています。

学校や地域のご紹介

新庄市立日新中学校は1947年に開校した歴史ある学校です。
スローガンである「希望」「友情」「信頼」の3本柱を胸に、約300名の生徒たちが日々勉学やスポーツに励んでいます。

スポーツにも力を入れており、バトミントンやソフトテニスなどの優勝トロフィーが所狭しと飾られていました。
「山形県スポーツタレント発掘事業YAMAGATAドリームキッズ」に選抜された生徒も在学する、スポーツ教育に熱心な学校です。

実技と講話の授業

先生の紹介で坪井さんがリボンをたなびかせ登場。大きな拍手で歓迎していただきました。

坪井さんから「名前が保菜美だから、『ほっちー』と呼んでね!」とご挨拶。オリンピック選手を前に少し緊張してた生徒たちも心が和らぎました。


授業前半の講話は坪井さんが新体操に出会ってからオリンピック出場に至るまでのお話でした。近所に新体操の教室があったから通いはじめたことがきっかけとなり、上達のたびに家族や友達が喜び褒めてくれ、ゆえに楽しくて頑張る、を繰り返したことによりオリンピック出場とまさに「褒めて伸びる」を体現した希望あふれるお話でした。

前半が終わって休憩時間に生徒たちと雑談。心の距離が一気に縮まりました。

後半の実技は「柔軟体操」からスタート。
坪井さんの柔軟性に驚きながらも頑張る生徒たちです。

柔軟の後はグループを作って体と頭の体操。手を繋いで輪になっている状態から、全員が手を離さずに外側を向くというチャレンジです。

あれこれ頭と体を駆使してもこんがらがってしまう難易度が、生徒たちの攻略魂に火をつけます。程なく全グループ成功しました。

最後はマットとフープ、ボールを使ったプチ競技を全員に体験してもらいました。
坪井さんの実演では簡単そうだったのに、いざ自分たちがやるとなかなかうまくいきません。
新体操の奥深さがよくわかる実技でした。

アスリートから児童生徒へメッセージ

「挑戦」「努力」「感謝」この3つを忘れないでいて欲しい

何事も後悔しないように、時には思い切った「挑戦」を行い、夢に向かって「努力」を惜しまず、応援してくれる家族や周りの人たちに常に「感謝」の心を持つことが大事です。
そして何より「継続は力なり」。好きなことを続けていけば、いつか必ず結果につながることを信じて、これからもいろんなことにチャレンジして下さい!

授業のまとめ

オリンピック出場経験のある一流アスリートの特別授業という少し緊張感がある中ではじまった坪井さんの授業でしたが、次第に心が打ち解けて、楽しくためになる「ほっちー」の授業となりました。
最終的に生徒たちは「ほっちーファン」になったようです!
新庄市立日新中学校のみなさん、ありがとうございました!

この記事をシェアする