現役アスリート・相山慶太郎さんに教わる速く走るためのコツ
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
2月8日、陸上競技の現役アスリート・相山慶太郎さんが、鹿児島県の郡山小学校にアスリーチ!
陸上競技のプロである相山さんに「速く走るためのコツ」を教わる体育授業が行われました。
現役陸上アスリートがやってくることを楽しみにしていた郡山小学校の60名の児童たち。授業が待ちきれず、体育館に相山慶太郎さんが到着すると、予定より5分早く授業がスタートしました。
目次
訪問アスリートご紹介
相山慶太郎さん。千葉県松戸市出身。現役陸上選手として活躍しながら、フリーランスのパーソナルトレーナー、陸上クラブのコーチとしても活動しています。
学校や地域のご紹介
鹿児島市の北部にある郡山小学校は、全校児童約300人。広々とした校舎や校庭で子どもたちはのびのびと勉強や体育に励んでいます。
実技と講話の授業
準備体操のあと、鬼ごっこをして体を温めました。この後、相山さんは「進みやすい姿勢」の作り方や、足の使い方、腕の振り方を具体的に指導しました。
走ることは、細かく分解すると「片足ジャンプの連続」。相山さんは、子どもたちにジャンプしやすい姿勢を伝えます。「足を広げてジャンプするのと、足を閉じてジャンプするのは、どちらがジャンプしやすいか?」「背中を丸めてジャンプをするのと、背筋を伸ばしてジャンプするのは、どちらがジャンプしやすいか?」を子どもたちに体験してもらいました。実際に体験することで、速く走るためには姿勢が大切ということを子どもたちも実感しました。
相山さんは「正しい姿勢だと、体がまっすぐになるため走りやすくなる。目線で姿勢も変わる、足で地面を強く後ろへ押すと早く走れる」などのポイントも伝えてくれました。走るときのバランスをとるために、腕は足と同じ働きをしているそうです。
アスリートから児童へメッセージ
自分の好きなことを夢中で続けていれば、たくさんの時間がかかるかもしれませんが、いつか報われるときが来ます。しかし、チャレンジし続けなければ、チャンスはやってきません。勉強もスポーツも一緒です。
授業のまとめ
速く走るためには姿勢、足、腕。この3つが大切です。相山さんから教わった走りのコツを、子どもたちはしっかり実践しました。授業の最後に、相山さんは速く走るコツが書かれたオリジナルカードを子どもたちにプレゼントしました。