あだ名はみっちゃん!元・体操日本代表溝上絵里加さんによる誰でも楽しく飛べるようになる跳び箱授業!

あだ名はみっちゃん!元・体操日本代表溝上絵里加さんによる誰でも楽しく飛べるようになる跳び箱授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
12月13日、元・体操日本代表溝上絵里加さんが、静岡県三島市立錦田小学校にアスリーチ!
跳び箱の体育授業を行いました。

拍手で迎えれらた溝上さん。登場から体操の技を披露しながらの登場に児童たちのテンションはマックスに!元気溢れる2時間の授業となりました。

訪問アスリートご紹介

溝上絵里加さん。東京都出身。
高校3年時、インターハイ、全日本ジュニア、全日本と3タイトル獲得。
2002,2003年世界選手権出場。2006年にはアジア大会で団体銅メダルを獲得。
現在は2児の母として子育てをしながら体操の普及活動を行っています。

学校や地域のご紹介

JR三島駅からバスで約20分ほどのところに静岡県三島市立錦田小学校。
今年で創立150周年を迎えた歴史ある学校です。校舎内も木のつくりで廊下も広く、開放的な校舎でした。近くには静岡県でも屈指のパワースポット三島大社もあります。

実技と講話の授業

今回溝上さんは5年生3クラスに授業を行いました。授業前緊張していると言っていた溝上さんでしたが、いざ授業がはじまるとすぐに児童と距離を縮め打ち解けている様子でした。
授業冒頭は自身の過去の経歴やなどを話してくださいました。体操を続けていく中でオリンピックに出たいという気持ちが芽生えたといいます。ですがオリンピックのある年に大けがを負いオリンピックの日本代表は叶わなかったそうです。それでも体操を続けて良かったと思えている。それは体操を通して皆に会えたりすることが本当にうれしいと話してくださいました。溝上さんの熱い思いに児童たちも真剣なまなざしで聞いていました。

話が終わると実技に移りました。最初はアップもかねて体を動かしました。溝上さんが言った体の部位を触ったり、2人1組でじゃんけんをして負けたほうはランニングやジャンプをしたりと遊び感覚で体を温めていきます。すると溝上さんから次は空中にあるばい菌を思い切りジャンプしてつぶしてください。というと少し戸惑いつつも児童たちは元気にジャンプ。この動き跳び箱の踏切版を跳ぶ動作とそっくり。その感覚を養うための動きでした。

今回は跳び箱入門編ということでしっかり踏み切って跳び、跳び箱の上に乗ってジャンプして着地をするところまで。溝上さんは苦手な子でも今後跳べるようになるようにわかりやすく丁寧にコツを児童たちに伝えていました。そのコツをもとに児童のみんなはどんどん跳び箱へ挑戦していました。跳び箱に挑戦しているときは沢山の笑顔があふれていました。
想いの詰まった講話と沢山の笑顔に溢れた実技はあっという間に終わりを迎え最後はクラスごとに写真を撮って授業を終えました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

挑戦すること

挑戦すると困難や挫折がついてくる。でもその困難や挫折を乗り越えると進化、成長できる。進化、成長すると楽しい気持ちになる。楽しくなるとまた挑戦したくなる。このサイクルがとても大事になってくる。なので大変なこともあるけど、何事にも挑戦する気持ちを持ってください。

授業のまとめ

授業後は児童たちと給食を一緒に食べました。そこでは児童たちから沢山の質問が飛びました。競技のことや趣味や好きなことなど。そのどの質問にも溝上さんは答えてくれました。先生が錦田小学校の子どもたちはとても人懐っこくフレンドリーですと言っていたのですがまさにそんな一面が見られました。溝上さんも優しい口調で常に児童たちと近い距離で授業をしてくださいました。

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