頂いた恩は必ず返す！！元プロ野球選手「嶋田信敏」さんによる特別授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
1月15日元プロ野球選手「嶋田信敏」さんが神戸市駒ヶ林中学校2年生67名にアスリーチ！

訪問アスリートご紹介

嶋田信敏さん。
ドラフト外で日本ハムファイターズへ入団。16年の現役生活を送った後、日本ハム1軍、2軍コーチ、野球解説者など幅広い分野で活躍。

学校や地域のご紹介

JR新長田駅から徒歩5分の場所にある駒ヶ林中学校。創立70年以上の歴史ある学校です。先の阪神淡路大震災では緊急避難所としても開放され中学生もさまざまな活動に従事しました。その後生徒会組織にボランティア委員会が設置され今もなお校内外の活動として引き継がれています。
また正門から見える鉄人28号のモニュメントも生徒たちを見守っています。

実技と講話の授業

まずは自己紹介。高校生時代に肩を痛め仲間を応援することで3年間が終わったが、野球を諦めきれず入団テストを受けて日本ハムファイターズの一員になったなど決して順風満帆ではなかったなどの話を、生徒たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。

まずは軽いストレッチから。徐々に負荷が大きくなり生徒からは笑いと悲鳴が起きました。そしてランニングへ。

大きく手を振ったスキップ。後ろ向きのスキップ。手の動きを含めたスキップなど徐々に難しくなっていく動きに生徒たちもなかなかできないことに笑いながらも楽しく動いていました。そして嶋田さんからの指示でスタートを切る、目で見た情報に素早く反応する動きの練習。素早く反応する生徒もいれば戸惑う生徒も。嶋田さんからの応援で、授業は楽しく進んでいきました。

いよいよキャッチボール。代表者での実技となりましたが嶋田さんのアドバイスで見違える投球を見せると生徒たちからはどよめきが起こりました。

最後は盗塁。盗塁にもさまざまな方法がありスタンスの取り方、重心の置き位置などを教えてもらい自分にあった方法でダッシュ！！締めくくりとなりました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

運は必要！

自身の経験から人の悪口、かげ口を言う人は運を逃す。人のせいにする前に自分を見つめ直すことが必要です。

意思表示は大切

今日の運動の中で、速いチームは声を掛け合っていました。スポーツでも生活の中でも声を掛け合うことでスムーズに進むことがいっぱいあることをわかってください。

授業のまとめ

運動の得意・不得意はありながら生徒全員楽しく参加した授業でした。
野球部の生徒は、個別にバッティングフォームなどを教わっていました。プロから直接教えてもらえるとは、かなり貴重な経験となりましたね！