前向きに挑戦する気持ち!元・フットサル日本代表 岩本昌樹さんによる体育授業

前向きに挑戦する気持ち!元・フットサル日本代表 岩本昌樹さんによる体育授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
1月16日、元・フットサル日本代表、岩本昌樹さんが、岡山県立高梁高等学校にアスリーチ!
サッカーを通して、体を動かす楽しさを学ぶ体育授業を行いました。

訪問アスリートご紹介

岩本昌樹さんは、千葉県出身。
元フットサル日本代表。バルドラール浦安で42歳までプレーしていました。

日本人としてはじめてスペインリーグでプレーをした経験を持つ、日本フットサル界のレジェンドです。

現在はジュニアからプロまで、サッカーのパーソナルトレーニングを全国で展開しています。

学校や地域のご紹介

JR伯備線、備中高梁駅から車で約5分のところにある岡山県立高梁高等学校。

1881年に創立してから143年の歴史があり、岡山県の高校では2番目に古い歴史を持つ学校だそうです。

学校が立っている場所は、かつてお城があり、校舎や正門までの道もお城の名残が残っていました。学校近くには日本で唯一天守が残る山城です。雲海に浮かぶ山城としても人気の撮影スポットだそうです。

実技と講話の授業

山々に囲まれた校庭に集まった1年3組の生徒たち。自己紹介を終えると早速実技の授業へ。

まずはアップもかねてボールを真上に投げ、その間に頭、肩、お尻を触ってキャッチをするという運動。簡単そうに見えますがこれが意外と難しい。

岩本さんは拍手を加えたりして難易度を上げていきます。2人1組でボールを使った鬼ごっこも行い大盛り上がりでした。体も気持ちも温まりサッカーの実技へ。最初は2人1組でシュート練習。

岩本さんの言った数字の回数パス交換をしシュート。ペアで声を掛け合いながら力強いシュートを打ち込んでいました。

そして男女に分かれ試合の時間。今回参加した生徒たちは、普段はあまりサッカー経験のない生徒ばかりでしたが、試合中誰も休むことなく白熱した試合が繰り広げられました!たくさんの笑顔や笑い声が聞こえてきました。

実技の後は講話の時間。

生徒から質問すべてに、丁寧に岩本さんは答えてくれました。緊張の乗り越え方や普段のルーティンなど。普段聞けないような話をしてくれました。最後は生徒たちにメッセージ。夢を持っている子、まだない子。いろいろあるけれどいろんなことに前向きに挑戦するような人になってくださいとメッセージが送られ、青空のもと2時間の授業を終えました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

どんなことでも、嫌なことでも、前向きにたくさん体験をしてください

今まだ夢や目標がない子へ。
これから大学、社会人と進みますが、いろいろな経験をすることがとても大切です。いま夢がなくても、体験をして経験を積むとやりたいことが見つかります。夢や目標は、自分が経験をしたことの中からしか選べません。スポーツ以外でも。体験をすると出会いがある。なにか誘われたときに、好きでないものでもぜひ行ってみてください。

やった方が良いこと・当たり前のことを、継続してください

今、かなえたい夢のある子へ。
やりたいことの実現に向けて、努力や練習をしてうまく行かなかったとき、できるまで練習しなければいけません。続けること、コツコツ積み上げることが何よりも大切です。
やった方が良いとわかっているけれどやらない人もいます。でもそうすると身に付きません。「本当はやった方が良い」と思ってもやらない人が圧倒的に多い。
継続できる人は10人に1人しかいません。その1人がプロになります。皆さんは、その1人になってください。

授業のまとめ

岩本さんは、普段さまざまな年代の子どもたちや大人にスクールを開いていて、たくさんの引き出しの中から、サッカーをやっていない生徒にもためになるような授業をしたいと話していました。みんなが笑顔で楽しめるようなメニューはもちろん、サッカーの技術も向上する授業でした。たくさんの質問も生徒たちからあったように、岩本さんが伝えたかった前向きに挑戦すること、当たり前を継続することなど沢山の想いは生徒たちにしっかり伝わっていたようです。

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