最後はサイン攻め!元女子プロ野球選手・小西美加さんが熱血指導!

最後はサイン攻め!元女子プロ野球選手・小西美加さんが熱血指導!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
1月17日、元女子プロ野球選手の小西美加さんが、兵庫県立尼崎高等学校にアスリーチ!ボールの投げ方の基礎を伝える授業を行いました。

訪問アスリートご紹介

元女子プロ野球選手の小西美加さん。京都市出身で、小学校の頃に野球をはじめますが、当時は女子が野球をやる環境がなく、学生時代は陸上やソフトボールを経験。

短大時代に、女子硬式野球日本代表のセレクションを受けて合格。以後、2009年に設立された女子プロ野球リーグの中心選手として10年間プレーしました。

学校や地域のご紹介

阪神電鉄の尼崎駅から徒歩20分弱。尼崎高等学校は閑静な住宅街の中にあります。学校の近くに着いても、一軒家ばかり並んでいるので「本当に学校があるのだろうか?」と不安になるくらいの静かで落ち着いた環境でした。

今回訪問した「兵庫県立尼崎高等学校」とは別に「尼崎市立尼崎高等学校」もあるようで、生徒たちは自分たちの学校を「ケンアマ」と呼んでいました。

実技と講話の授業

まずは体育館での講話。2年生全員の260名が集まり、小西さんのお話を聞きます。

今回の授業には学校の授業でスポーツを選択していない生徒も参加していましたが、小西さんのスポーツで経験されたストーリーをもとに、好きなことを突き詰める大切さなど、これから社会に出ていく、スポーツ選択をしていない高校生にとっても参考になる「人生の考え方」についてお話してくださいました。

次の授業では、校庭に出て、学校の授業でスポーツ選択をしている生徒約25名のみの実技指導を行いました。

最初はウォーミングアップを兼ねて、ボールを使ったゲームを行ったあと、キャッチボールの練習を行いました。

スポーツ選択者であっても、野球の経験者は多くなく、投げ方の基礎からの指導となりました。

しかし、さすがはスポーツ選択者。小西さんの指導をきちんと聞き、すぐに遠投のキャッチボールができるように。最初は大人しかった生徒たちですが、次第に声が出るようになり、授業終了後は控室まで押しかけ小西さんをサイン攻めにしていました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

今は何にでもチャレンジできる時代

私は小学校3年生のときに野球をはじめましたが「女がやるスポーツじゃない」と周りから言われ、女子が野球をやる環境も十分にありませんでした。しかし、今では女子でも野球ができる環境があります。

別に野球やスポーツじゃなくてもいいので、好きなことが見つかったら何でもチャレンジしてください。

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