元祖二刀流・元女子プロ野球選手の小西美加さんによる野球教室!

元祖二刀流・元女子プロ野球選手の小西美加さんによる野球教室!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
1月19日、元女子プロ野球選手の小西美加さんが、兵庫県丹波市立北小学校にアスリーチ!
ゲームを交えた、野球の基礎を教える授業を行いました。

訪問アスリートご紹介

小西美加さん。元女子プロ野球選手。京都府生まれ。小学3年生のときに野球を始めましたが、当時は「野球は女がやるスポーツじゃない」と言われ、一旦断念。中学では陸上部、高校と短大ではソフトボール部に所属していました。26歳の時、日本女子プロ野球リーグが創設されることになり、トライアウトに挑戦し、全球団から投手1位指名を受け入団。10年間女子プロ野球選手として活躍しました。

学校や地域のご紹介

北小学校は、JR福知山線の石生(いそう)駅から北へ約7lmのところにあります。近くには「丹波ガールズ」という女子野球チームがあって、小西さんも近隣の球場に試合や指導で訪れたことがあり、野球をやっている女子が多くいる地域だそうです。

実技と講話の授業

今回授業に参加したのは6年生の36名でした。
授業が始まる時間になってもなかなか教室に入れてもらえないと思っていたら、なんと教室の白板いっぱいに「ようこそ北小学校へ 小西美加さん」とイラスト付きで描かれていて、拍手で迎えられました。前の時間の授業が終わったあと、その準備をしていたんですね。

前半の講話では、子供たちの反応がとてもよく、お話の間でも積極的に質問が出たり、リアクションがあったりして、小西さんはとても嬉しそうでした。

後半は、体育館に場所を移して実技の授業が行われました。

投げ方や捕り方など、キャッチボールの基本的な技術を中心に指導が行われ、ゲームを交えた運動では子供達の大きな歓声が体育館中に響いていました。

そしてなんと、タイミングよく大谷翔平選手からプレゼントされたグローブが学校に到着したとのことで、大谷さんよりも早くから二刀流で活躍し、大谷さんよりも早くから子供たちにグローブを贈る活動をしていた小西さんから、改めてグローブが贈られた意味をご説明いただき、子供たちは興味深く耳を傾けていました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

友達を大切にしましょう

人にはそれぞれ得意なこと、不得意なことがあります。
1人でやろうとするとうまくいかないことでも、友達と力を合わせて、お互いの不得意なところを補えば成し遂げられることもあります。
今、まわりにいる友達は、きっと一生の友達です。これからも大切にして、お互い助け合っていくようにしましょう。

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