国の重要文化財に指定されている美しい小学校で、元女子バレーボール日本代表の佐藤あり紗さんがバレーボール教室!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
1月31日、バレーボール元日本代表・佐藤あり紗さんが、兵庫県西脇市立西脇小学校にアスリーチ!
初心者向けのバレーボール教室を行いました。
目次
訪問アスリートご紹介
佐藤あり紗さん。宮城県仙台市出身。
バレーボール元日本代表・リベロとして活躍し、リオデジャネイロオリンピックにも出場し、現役中は数々の賞を受賞しました。
2023年3月に現役を引退し、現在はバレーボール教室や講演会、解説やイベント出演など幅広く活動しています。
学校や地域のご紹介
JR加古川線の西脇市駅から路線バスで約15分。築90年の木造の校舎は、国の重要文化財に指定されていて、映画などの撮影でもよく使われているとのことでした。
実技と講話の授業
今回、実際に授業を受けたのは5年生の総勢62名でしたが、せっかくオリンピック出場選手が来校したということで、入れ替わり立ち替わり、色々な学年の児童たちが、見学に訪れていました。
バレーボール経験者がほとんどいないということで、基礎的なゲームを中心にウォーミングアップ。じゃんけんで勝ったほうが逃げる鬼ごっこや、フラフープとコーンを使ったビンゴゲームなどで汗を流しました。
2人1組になり、ボールを真ん中において、佐藤さんが「ボール!」と言ったときにどちらが速くボールに触れるか?というゲームでは、途中で校長先生が出題に参加。英語で問題を出題していました。
バレーボールの練習では、佐藤さんが実際にアタックを打ち、それを児童たちがレシーブするという練習が行われました。
児童たちに混ざってレシーブ練習に参加した女性の先生、実はバレーボール経験者。
佐藤さんは事前にその情報を聞いていませんでしたが「経験者だとすぐにわかった」と言いながら、一段と速いアタックを打ち込み、児童たちからはどよめきの声が上がっていました。
最後は試合形式の練習。人数が多く、なかなかボールに触ることのできない児童がいたので「ボールを触った人から抜けていくルールにしましょう!」ということになり、児童たちは慌てて積極的にボールに駆け寄るようになりました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
バレーボールではコミュニケーションが大事
バレーボールは味方同士でボールを繋げなければいけないので、コミュニケーションがとても大事です。チームのメンバー同士が仲良くないと、ボールは繋がりません。
でもそれはバレーボールだけではなく、普段の生活でも大切なこと。友達とはコミュニケーションを取って、意思疎通できるようにこころがけましょう。
授業のまとめ
佐藤さんのメッセージは、しっかり子どもたちに伝わったようです。初心者も楽しくバレーボールに触れ合えた体験授業となりました。