積極的に取り組む児童たちで、元女子バレーボール日本代表の佐藤あり紗さんのテンションも爆上がり！？

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
2月1日、バレーボール元日本代表・佐藤あり紗さんが、兵庫県市川町立甘地小学校にアスリーチ！
初心者向けのバレーボール教室を行いました。

訪問アスリートご紹介

佐藤あり紗さん。宮城県仙台市出身。
バレーボール元日本代表・リベロとして活躍し、リオデジャネイロオリンピックにも出場し、現役中は数々の賞を受賞しました。
2023年3月に現役を引退し、現在はバレーボール教室や講演会、解説やイベント出演など幅広く活動しています。

学校や地域のご紹介

JR播但線の甘地駅から北方向に徒歩で線路沿いを進むと、10分ほどで到着します。西側に播但線、東側に県道が通っていますが、住宅街に囲まれた静かな場所でした。

実技と講話の授業

授業のはじめに佐藤さんから「バレーボールの経験者は？」と質問したところ、数人が手を挙げる程度だったので、初心者が多いのかと思っていましたが、実際にバレーボールの練習がはじまると、とてもレベルが高く、佐藤さんもびっくり。初心者の子どもたちもきちんと佐藤さんの指導に耳を傾けていて、少しでも上手になろうという積極的な姿勢が感じられました。

佐藤さんが「バレーボールは仲良くないと上手くならないよ。失敗しても、どうしたら失敗しないようになるか、友達に気付いたことを教えてあげて」と指導すると、バレーボール経験者が積極的にアドバイスするようになって、体育館は掛け声でいっぱいになりました。

事前に初心者の子も多いと聞いていたので、試合形式の練習では、経験者と初心者に分けて、初心者は柔らかい練習用のボールを使う予定でした。しかし「どっちのボールがいい？」と質問すると、全員が「硬いちゃんとしたボールがいい」と希望。

結局、普通のバレーボールで全員がプレイする姿を見て、佐藤さんも感激していました。

授業終了後、サインを求める行列ができましたが、一生懸命頑張った子どもたちに感動した佐藤さんは、全員に丁寧にサインを書いてあげていました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

4種類の野菜をたくさん食べましょう

現役時代、大谷翔平さんと同じ栄養士の方に見てもらっていましたが、アボカド・ニンジン・トマト・ブロッコリーの4つはたくさん食べるように指導されていました。大谷翔平さんのようになりたかったら、今日からでもこの4つをたくさん食べるようにしてください。

言葉にすると友達が助けてくれます

小さい頃から「バレーボールがうまくなりたい！」と言葉にしていました。そうすると「今日、練習でしょ？掃除代わってあげるよ」と言ってくれたりして、友達みんなが助けてくれました。みんなも将来の夢があったら、きちんと言葉にして友達に伝えましょう。きっとみんなが助けてくれるはずです。