チームワークを大切に。元Vリーガーによるバレーのスキルアップ授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月27日、元Vリーガー・プロビーチバレー選手の大山未希さんが、岐阜県下呂市の下呂中学校にアスリーチ!
バレーボールの体育授業を行いました。
下呂中学校の2年生74名と真剣で楽しい時間を過ごしました。
目次
訪問アスリートご紹介
大山未希さん。東京都出身。小学生からバレーボールをはじめ全国大会2連覇。成徳学園中学校、下北沢成徳高校でも全国制覇。Vリーグ東レアローズではVリーグ3連覇など、これまで19回日本一に輝く。また、ユース日本代表としてアジアユース選手権、世界ユース選手権などで活躍。現在はマンツーマンレッスンや教室など、バレーボールの普及活動をおこなっています。
学校や地域のご紹介
日本三名泉として有名な下呂温泉の町。名古屋から特急ひだで約1時間半、飛騨高山へは1時間の観光名所です。駅のホームから美しい紅葉をみることができ、情緒あふれる温泉街の雰囲気をすぐに感じることができます。下呂中学校は駅から徒歩10分ほどの下呂小学校を通り過ぎ7,8分ほどの自然豊かな環境の中にあります。
実技と講話の授業
大山さんの登場をどきどきしながら楽しみに待っていてくれた下呂中学校の生徒たち。大山さんからバレーをはじめたきっかけなど自己紹介をしてもらいました。
大山さんの打つ強打を先生にレシーブしてもらい、そのスピードにみんなから歓声があがり、一気に打ち解けた雰囲気になりました。
前半の実技の授業では、ボールを扱いながらウォーミングアップをしていきました。
ボールを真上に投げてキャッチするまでに15回拍手。まっすぐ上に投げられないとキャッチすることができません。バレーは思ったところにボールを投げ上げることが大切という大山さんの話がよく理解できます。
投げ上げたボールを背中でキャッチすることもボールをコントロールすることができないとなかなか上手にはできません。みんな真剣に取り組みます。
オーバーパスやアンダーパスを練習し、アタックの練習にも挑戦しました。
8人で円陣をつくり何回続くか数えながらパスをまわしていきました。パスを続かせる秘訣は相手に思いやりの気持ちを持ってパスを出すことです。アドバイスをもらいながら頑張りました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
チームワークを大切に
チームプレーを通じて自分が得たものはたくさんありますが、その中でもかけがえのない仲間を得ることができたことが一番の宝物だと思います。辛いときや悲しいときにお互いに支えあえる仲間を皆さんにも作ってほしいと思います。
スポーツを通じて心身共に健康でいよう
体を動かすことは大人になっても健康にすごすために必要なことです。
またスポーツを楽しんで気分転換することは心の健康にもつながります。
みんなも運動して汗を流して嫌なことはリセットして、気持ちよく過ごせるようになってほしいです。
授業のまとめ
最後はミニゲームをみんなで楽しみました。みんなが活躍して1点1点に必死です。ギャラリーの先生たちの声援にさらに試合はヒートアップ。好プレーにみんなが拍手を送りました。楽しく学びながらスキルアップして充実した授業となりました。