挑戦には才能・時期は関係ない!三段跳・五輪代表の長谷川大悟さんによる特別授業

挑戦には才能・時期は関係ない!三段跳・五輪代表の長谷川大悟さんによる特別授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月20日リオデジャネイロ五輪代表で現役陸上競技選手の長谷川大悟さんが岩手県二戸市立金田一中学校にアスリーチ!

訪問アスリートご紹介

長谷川大悟さん。神奈川県横浜市出身。中学で友人と陸上競技部に入部。高校2年に三段跳に出会い、リオデジャネイロ五輪日本12年ぶりの三段跳選手として出場!!

学校や地域のご紹介

座敷わらしの里として有名な金田一温泉郷の高台にある金田一中学校。
吹奏楽部・演劇部など文化系の具活動が盛んな学校ですが、過去には相撲が盛んな土地でもありました。

学校には立派な土俵があり当時の生徒たちはここで切磋琢磨していました。
ただ現在では土俵も10年ほど前にレンガ敷きとなり現在では面影を残すのみとなりました。

講話と実技

生徒2名による先導のもと体育館に集まった生徒たちと対面。

自己紹介のあと「三段跳について」そして自己ベスト16m88cmの距離を目の当たりにして生徒たちの心の声が漏れました「やっば!!」想像以上の距離感だったようです。

小学生の頃は運動が苦手だった、むしろインドア派の少年だった事。中学生になり、たまたま友人と陸上部へ入部し、さほど記録を残すようなこともなかっが飛ぶことは好きだった。好きだから高校生になっても続けようと思えた。そして高校2年生の時、三段跳に出会い大学生の頃に初めてオリンピックを目指すと言う目標ができた。まさに「挑戦には才能・時期は関係ない」を体現した講話でした。
質疑の時間になると、体の動かし方やメンタルの作り方など、様々な質問があがり、実技の時間の関係上制限をかけるほど挙手が上がり続けました。

実技に移り、まずは簡単な瞬発力の動き。号令により両手を頭・膝・お尻へ。途中引っ掛けなどもあり笑顔が溢れる和やかにスタートになりました。
続いてストレッチの動き。怪我がないようにしっかり行います。そしてスキップ。姿勢を保つことに重点をおいて行われました。

最後はダッシュ!床に座った状態や後ろ向きに座った状態からなど様々な形で行われ、生徒たちから躍動感が感じられました。

アスリートからのメッセージ

継続することが大切

まずは夢・目標を持つこと。そこに向かって諦めずに継続することが大切になります。努力はちょっと大変かもしれないが、そのちょっとを積み重ねていくことが大事と言うことを感じてください。

挑戦には才能・時期は関係ない

高校生の時に出会った三段跳。決して早くはなく、むしろ遅いくらいの出会いでした。そんな私がオリンピック出場の夢を叶えることができた。言い訳を考える前にまずは一歩踏み出して何事にも挑戦してください。

授業まとめ

「人間本気になれば大差なし」陸上部の先生から掛けられた言葉だそうです。目標見つけることが決して早くはなかった長谷川さんにとってその後に気づいた大切な言葉。生徒たちにの心にも響いた言葉でした。

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