たくさん走って、体を動かして楽しい時間を!元800m日本記録保持者徳田由美子さんによる特別授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
11月21日ご両親が東北出身ということもあり「東北には親しみを感じる!」徳田由美子さんが岩手県花輪小学校にアスリーチ!
目次
訪問アスリートご紹介
徳田由美子さん。インターハイでは400m・800mで優勝。東京世界陸上4×400m出場。日本陸上競技選手権大会800m優勝(当時日本新記録)など記録を残し、現在、世界陸上競技連盟公認コーチ資格を持ちキッズからシニアまで陸上競技の普及活動を行なっています。
学校や地域のご紹介
宮古市中心部から車で15分ほど離れた地区にある岩手県宮古市立花輪小学校。学校行事の他に地域活動も盛んな学校です。
花輪地域の郷土芸能「花輪鹿子踊り」。鹿に子で「しし」。
伝承活動に力を入れており、ほとんどの児童が舞うことができ、新任の先生方が驚くほどです。
講話と実技
当初、体育館で行う予定でしたが、天気も良く、この時期にしては暖かかったため、思い切り動けるようにグラウンドへ変更しました。
初めは自己紹介。
陸上競技には3種類があります。1つ目は「走る」、2つ目は「跳ぶ」、3つ目は「投げる」。マーカーを使い100m走選手の一歩の歩幅、走り幅跳び日本記録、三段跳日本記録、砲丸投げ日本記録それぞれの距離を目の当たりにした児童たちは「すごーい」驚きでいっぱいでした。
実践に移ります。まずは軽いランニングから始まり、徳田先生の数字に合わせてグループになります。急遽学校の先生も交えるなど笑いが起きていました。
そして手押し相撲・ねことねずみゲームと楽しく笑いが絶えない時間は過ぎ自然にウォーミングアップはバッチリ!
次は実際に速く走るためのスキップ。
「ストライド」歩幅を広くしたスキップ。
「ピッチ」足の回転を速くしたスキップ。など
児童たちも真剣です。
最後に徳田先生からの児童たちに「スタートダッシュの仕方」か「みんなでリレー」どっちをやって見たいと問いかけがあり、多数決で「スタートダッシュ」に決まりました。
スタートの時、腕をいかに速く振り出すか、正しい前傾姿勢などを教わり終了となりました。
アスリートからのメッセージ
チャレンジしよう
自身もバレーボール部に所属していたが中学二年から陸上に転部した。そして今に至っています。まずは思い切って飛び込んでほしいです。
授業まとめ
校長先生のお話で、震災により幼少期、自由に外遊びできない世代の子供たちで、基礎的な運動が少し、、、と伺っていましたがそんなことはなく、のびのびと自分を表現し、いろいろなことに「チャレンジ」していたように見えました。